第4話

ここはとあるAI開発企業のサービスストーリーシステム開発部門の研究室内。

「そういえば、例のオープンストーリーシステムの人間協働AI『PR―2』の実証は、

うまくいっているのかな?」

「はい、いまのところ特に問題なく、順調に進められてます」

「そうか、それはよかった。具体的にどんな実証が進行中なのかな?」

「直近では、仕事のアイディアに枯渇している45歳のビジネスマンの事例が興味深いですね。PR―2が提示した、その人物自身が6歳の頃に学校で受けた授業体験をロードし、アイディア出しの助けになってたようです。」

「なるほど。40年前の自分自身の幼少期の体験ハックというわけだな。それにしても、まさか自分の過去のアイディアをハックしてるとは、当本人は夢にも思ってないのだろうな。いづれにしても、引き続き経過観測をよろしく頼む。」

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オープンストーリーシステム PianoRobot @PianoRobot

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