第4話
ここはとあるAI開発企業のサービスストーリーシステム開発部門の研究室内。
「そういえば、例のオープンストーリーシステムの人間協働AI『PR―2』の実証は、
うまくいっているのかな?」
「はい、いまのところ特に問題なく、順調に進められてます」
「そうか、それはよかった。具体的にどんな実証が進行中なのかな?」
「直近では、仕事のアイディアに枯渇している45歳のビジネスマンの事例が興味深いですね。PR―2が提示した、その人物自身が6歳の頃に学校で受けた授業体験をロードし、アイディア出しの助けになってたようです。」
「なるほど。40年前の自分自身の幼少期の体験ハックというわけだな。それにしても、まさか自分の過去のアイディアをハックしてるとは、当本人は夢にも思ってないのだろうな。いづれにしても、引き続き経過観測をよろしく頼む。」
オープンストーリーシステム PianoRobot @PianoRobot
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。オープンストーリーシステムの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます