ダブルクロス 診断メーカーでビルド練習

第9回 エグザイル/ハヌマーン

●診断結果

住吉のシンドロームはエグザイル/ハヌマーン　、衝動は「吸血」。“マスターレイス14”の複製体であるオーヴァードです。

シンドロームよりもあの「黒須左京」の複製体というところが気になりすぎますね。

何があったんだよ。複製体の設定どおりにしようと思うと黒須左京がピュアブラックドッグなので選択肢が少ないという問題点もありますね。

ビルド例①　コンストラクション白兵型

ルルブ：基本１、２のみ

コンストラクションビルド

▼能力値：技能

肉体７　：白兵4、回避1

感覚２　：

精神１　：RC1

社会２　：調達3、情報(UGN)1

HP35　行動値5

▼ワークス：UGNチルドレンA

▼エフェクト:

2ｺｽﾄ：コンセントレイト：エグザイルLv2

3ｺｽﾄ：貪欲なる拳Lv1　　　　　　　　　ダイス+Lv+1

3ｺｽﾄ：爪剣Lv3　　　　　　　　　　　　攻撃力+[Lv×2]　ドッジダイス-1

4ｺｽﾄ：獅子奮迅Lv1　　　　　　　　　　範囲攻撃　Lv回

3ｺｽﾄ：命の剣Lv1(100%)　　　　　　　 攻撃力+【肉体】

▼所持品：財産点 0点

・ワイヤーウィップ(8)

・ウェポンケース(1)

・コネ：UGN幹部(1)

▼コンボ

・100%以下：

《C：エグザイルLv2》《貪欲なる拳Lv1》《爪剣Lv3》(+《獅子奮迅Lv1》)

ダイス：9(+侵蝕率補正)　固定値：2　C値：8　攻撃力：12　コスト：8(+4)

射程10m/白兵単体攻撃/追加効果：ドッジダイス-1

・100%以上：

《C：エグザイルLv3》《貪欲なる拳Lv2》《爪剣Lv4》《命の剣Lv2》(+《獅子奮迅Lv2》)

ダイス：10(+侵蝕率補正)　固定値：2　C値：7　攻撃力：21　コスト：11(+4)

射程10m/白兵単体攻撃/追加効果：ドッジダイス-1

※獅子奮迅を組み合わせてシナリオLv回まで範囲攻撃化できる。

評価：

エグザイル/ハヌマーンの組み合わせなら特に理由がなければ白兵ビルドになるかと思います。

エグザイルとハヌマーンは《伸縮腕》または《かまいたち》で射程視界化できるのですが、どちらも火力が落ちるデメリットの方が大きく思えたので不採用です。攻撃力の伸びしろが少ない組み合わせなもので。同様の理由で《異形の祭典》も不採用。射程視界化できれば実質シーン攻撃として利用できるのですが…

ということを考えた結果、平凡オブ平凡な性能に仕上がってしまいました。もし仲間にノイマンピュア《常勝の天才》持ちのような攻撃力を補ってくれるPCが居れば、《異形の祭典》を入れて雑魚散らしに特化するのも悪くないかもしれません。

ビルド例②　ハードワイヤード採用型

ルルブ：基本１、２＋上級＋EA＋LM

▼能力値：技能

肉体４　：白兵4、回避1

感覚２　：

精神１　：RC1

社会２　：調達3、情報(UGN)1

HP29　行動値14

▼ワークス：UGNチルドレンA

▼エフェクト:

2ｺｽﾄ：コンセントレイト：エグザイルLv2

3ｺｽﾄ：貪欲なる拳Lv3　　　　　　　　　ダイス+Lv+1

3ｺｽﾄ：爪剣Lv2　　　　　　　　　　　　攻撃力+[Lv×2]　ドッジダイス-1

3ｺｽﾄ：異形の祭典Lv2　　　　　　　　　シーン1回　攻撃対象を[Lv+1]に変更

0ｺｽﾄ：ハードワイヤードLv3　　　　　　侵蝕率基本値+7/ヴィブロウィップ取得

0ｺｽﾄ：先手必勝Lv3　　　　　　　　　　侵蝕率基本値+4/行動値+[Lv×3]

▼Dロイス：複製体(ブラックドッグ)

▼所持品：財産点 8点

・コネ：UGN幹部(1)

・コネ：要人への貸し(1)

・ヴィブロウィップ(ハードワイヤードで取得)

　命中-2/攻撃力10/ガード値-/射程10m/マイナーアクション使用で攻撃力+5

・100%以下：

《C：エグザイルLv2》《貪欲なる拳Lv3》《爪剣Lv2》(+《異形の祭典Lv2》)

ダイス：8(+侵蝕率補正)　固定値：2　C値：8　攻撃力：19　コスト：8(+3)

射程10m/白兵単体攻撃/追加効果：マイナー消費/ドッジダイス-1

・100%以上：

《C：エグザイルLv3》《貪欲なる拳Lv4》《爪剣Lv3》(+《異形の祭典Lv3》)

ダイス：9(+侵蝕率補正)　固定値：2　C値：7　攻撃力：21　コスト：8(+3)

射程10m/白兵単体攻撃/追加効果：マイナー消費/ドッジダイス-1

※シーン1回（異形の祭典）を組み合わせて対象を[Lv+1]に変更できる。

評価：

「“マスターレイス14”の複製体」らしいのでDロイスを複製体にし、対象シンドロームも黒須左京のブラックドッグを指定しています。

ヴィブロウィップという攻撃力と射程を両立した武器がハードワイヤードに存在したので使ってみました。武器だけで攻撃力が15点もあるのでミドルからそれなりに火力ができるのが強みです。また、EAでは《異形の祭典》の効果が変更され、攻撃力のマイナス補正がなくなったため、獅子奮迅の代わりに採用しました。

クライマックスでは射程10mの敵であれば同時に4体まで攻撃ができるので雑魚散らしとしての役割を持てます。雑魚散らしはボスはともかく、取り巻きより早く攻撃しないとうまく役割を活かせないので《先手必勝》で行動値を上げています。

攻撃力で見た性能は標準の域に収まりますが、高い行動値から繰り出される複数体攻撃は有利な場面が多いでしょう。