[No.6] 【読者の集い】ほんとはやさしい妖精さん
♀ カトリーナ 16歳(サバーブ村・家事手伝い)
みなさんは〝ピクシー〟という
その言葉を耳にすれば、きっと誰もが顔をしかめてしまうはずですよね。
おそらく、いい印象のある人はいないのだと思います。
「また
「コラッ! シッシッ!
「ママー、ピクシーがまたぼくのノートに
うちでは、しょっちゅうこんな会話が
お人形のように小さくて
しかし、つい先日、彼らの別な
◯
流れる
薪という武器があったことが
いよいよ私は
そこで二匹のピクシーが意外な行動を見せたのです。
持っていた銀色のカップを、私の顔へ
一匹が
どうやら、薪拾いで疲れていた私を
「あなたたちの飲み物をわけてくれるの?」
その味はリンゴジュースに似たものでした。甘すぎず、ちょっとビターな
さすがに悪いことをしたと思い、私はすぐに
◯
どうでしょう? これはピクシーの知られざる一面ではないでしょうか。
いつも悪さばかりする彼らも、私たち人間を気遣い、手を差し伸べることがあるのです。
あれはたんなる気まぐれだったのかもしれません。でも私はこの体験を
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