比較的有益な情報と思われるもの

3:【ここだけ読んでください(1)】マイナンバーカード申請時のTips(パスワードのことと、引っ越しのこと)

 まだマイナンバーカードを申請していない人向けの話です。


 申請の仕方自体は、そこまで(後述の、住民票を移してしまった人以外は)ヤバいことはなく、なんなら証明書用写真ブースみたいな箱から申請できまっせ~って謳ってるところもありますよね。多分できるんだと思う。きっと……。


 というわけで、そこはまあいい。で、マイナンバーカード自体は住民票取ったりとか、後何しろマイナポイントが貰えるということで役に立つので取りましょう。


 ただ取るとき。これが問題で、マイナンバーカードには4種類の暗証番号を設定しなければならない。


 ①署名用電子証明書暗証番号 

 →0-9までの数字と「大文字」のアルファベットを組み合わせて6文字以上16文字以下

 ②利用者証明用電子証明書暗証番号

 ③住民基本台帳用暗証番号

 ④券面事項入力補助用暗証番号

 →4桁の数字。使。(とわざわざ書いてある)


 で、よっぽど自信がある人以外は、もうこれは諦めて「全部共通の」「いつもの」4桁の数字にした方が良いと思います。個人的には。責任はとれないんだけど。

 というのは、これミスったときのペナルティが爆裂に重くて、「暗証番号は入力を連続して3回間違えるとロックされ、その場合、市町村の窓口にお越しいただいて暗証番号の再設定を行う必要がありますのでご注意ください」ということになっている。そして俺はやった。なんなら確定申告の提出日にやったからね。絶望。


 何がダルいって、この「利用者証明用電子証明書暗証番号」と「どれかの暗証番号」の組み合わせよな。なんか3通りの番号があって、これとこれとこれだったな、って確信が持てればまあ全部試せばいいが、自分が設定しうる4桁の番号が4通り以上あるとき、ミスる可能性がある。そしてミスったときは区役所送りの刑である。いや区役所送りならまだいいよ。村役場送りの刑とかだと、そもそも役場に行くのにドチャクソだるいとかあるでしょ。というわけで気を付けてください。


 一応、設定した番号は紙で渡されます(札幌市北区役所の場合)。パスワードを紙で書いてカードの近くに置いておくな、とかなんか習ったような気がするが、さりとて細かく裂いて飲み込んでしまうのは怖かったので、まあ鍵がかかる部屋の中において、カードとは離しておいてあります。それを引っ張り出してきて今どうにかしているが、だからそのー、「パスワードを作って設定させた」ということだけが大事で、そのパスワードそのもののセキュリティ性とかはあんまり問われてないんだと思うよ。ダメだった場合は諦めましょう。俺は諦める覚悟を固めています。



 次。「マイナンバー通知書」が届いたときに住んでた家から引っ越した(住民票を移した、という意味)人向け。もしかしたら引っ越してなくても、結婚して住民票を新設した場合とかも影響するかもしれん。


 愚か者の嘆きを読むのが好きな人は(だからここまで読んでるんだろ?)、かつてこんな近況ノートを書いていたので参考にしてください。長いよ。


 マイナンバーに関する恨み:

https://kakuyomu.jp/users/GJMMTG/news/1177354054884254469

 マイナンバーカードメモ:https://kakuyomu.jp/users/GJMMTG/news/1177354054888646631


 ちなみにこのタイミングから積立NISAは結局始めたので、それだけは良かったと思う。


 要約すると、「マイナンバー通知書」が届いたのち、引っ越した(住民票を移した)人は、まず「マイナンバー通知書」の券面事項の書き換えという作業をしないと、マイナンバーカードが作成ない。殺……いや、ここに余計なことは書かないことにしたんだ、俺は。もしマイナンバーカードを申請する前にマイナンバー通知書が届いた住所から転居して住民票を移してしまった人は、先にマイナンバー通知書の券面事項の書き換えを行いましょう。これは多分区役所行かないとできないんじゃあなかったかな。その場でマイナンバーカードの申請も済ませよう。


 以上2点。区役所や税務署に直接行くと、三密とかになって感染症拡大に寄与する恐れがあるので、直接出向くことは避けようね、そのためにe-taxを使いましょう、という状況で、直接行かないと解決しなくなるパターンを書いておきました。なんかなあ。もうちょっとなあ。


 すでにマイナンバーカードを作成したが、そういわれてみれば暗証番号を忘れ、かつ記載票もどこにやったか分からない皆さん。ご愁傷様です。今気づいて良かったね。予約かなんかして、人が少ない時に行きましょう。

 マイナンバー通知書が届いていこう引っ越してしまった皆さん。ご心中お察しします。どうしようもないです。「住民票を移した段階でどうして通知書が紐つかないんですかねえ?」「どうしてこういう仕組みになってしまったんでしょうか」「この仕組みの合理性というのはどこにあるんでしょうか?」という話を、決して怒らず、淡々と、あなたの時間が許す限り窓口で話しておきましょう。窓口のコイツが決めた仕組みではないということは念頭に置きつつ、そいつが偉くなった時になんとかしてくれることを願いながら。そういう積み重ねが何かを変えると信じて。

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