第9話 沖縄の守護神
「ギエエエ! いっでぇー!」
レーザービーム送球を捕ったキャッチャーが顔をゆがめる。ミットを取れば、手が真っ赤に腫れている。
「すみません! 次から手加減して投げますさぁ」
いつの間にか、外野から強肩の男が駆けつけていた。日焼けした黒肌に彫りの深い顔立ちだ。
「
「でも、僕のボール、誰も捕ってくれなかったんでさぁ」
「
「あいよぉー」
「
「そっ、そうなのか。恐縮さぁ」
「
「あっ、はい。フンヌゥ!」
「いっちょー投げてやるさぁ」
シーザー化した
「ブハッ! うう、貴重な血が……」
「うーん。
かくして、先発投手は
2人の豪速球投手と怪力の強打者、安打製造機のキャッチャーがいる
(続く)
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