アジッタ

 「ここは森か?」

 扉を開けた先は森だった。空気は澄んでおり真上からの太陽を木々が遮ってくれる。

 

 確認がてら歩いてみたが気づいたことがあった。まず一つ、植物が全部でかい。とにかくでかい。半端じゃないくらいでかい。知っている植物に近い形のものはいたがどれもサイズが6倍くらいにはなっていた。


 ......しかし、この調子だと生き物も大きくなってそうだな、なんて......。

 背後から答えるように獣の唸り声が響く。どうやらフラグは無事回収したようだ、そんなこと一ミリも望んでいなかったが。

 姿をこちらに表す。

 どっからどう見ても熊だ。サイズは6倍とはいかないが1.5倍程度はありそうだった。

 で、俺はどうするかと言うと......一目散に逃げ出した。

 ......勝てるわけがないだろ!!

 とは思いつつも一応走りながら勝てるかどうかは試行錯誤する。

 周りに武器に出来そうなのは......石ころだけか。

 幸いなことに熊は小回りは利かないらしい。いちいち木を倒したり壊したりしている。

 ......このまま続ければ逃げきれるか? 

 なんて思っていたが、どうやらそこまで甘くないらしい。目の前から二体目の熊がよだれを垂らしながら俺を見つめている。どうやらやつらからすると俺はさぞ美味しそうに見えるらしい。

 ......前門の熊、後門の熊ってところか。

 とにかく距離を離すために障害物の多い道を通る。しかし、よだれを垂らしている方はお構い無くこちらに向かって来た。傷つきながら進む様子は野生の狂気を感じさせる。

 体も痛くなってきた。ただでさえ足場が悪いなか全力疾走を続けているのだから、しかし、足は止められない。止まったら死ぬことがわかっているからだ。


 よだれを垂らしている方を殺せばたぶん逃げきれる。ならどうやって殺すか。


 正面突破は下策。あのときと前提条件が違う。死に戻りなんて出来ないはずだ。


 罠にはめる。作戦としては最適だが、時間がない。どちらにしろいったんやつらの視線から外れる必要があった。

 

 目の前には急配の坂。背後の熊との距離はじりじりと縮まっている。迷う暇はなかった。体を坂に放り投げる。体は重力にしたがいどんどん加速した。


 急な角度に体が堪えきれなくなり体制が崩れた。先のとがった木が体を切り刻むなか体を丸め頭を守った。


 坂を転がり久しぶりの平地。体をほどき一呼吸する。目の前には人が一人入れるくらいの洞窟。今までの不幸を考えればこれでも足りないくらいだがとりあえず体を休めることが出来ことを喜び、洞窟に足を運んだ。

 「どうしたもんかな」

 今手元にあるのは動きを阻害しない程度の大きさの石が数個、そして満身創痍の体。


 絶望的な状況とはこういうことを言うのだろう。まともな対抗手段もなくせめてナイフがあれば......。

 瞬間、血にまみれた彼女の姿がフラッシュバックして、俺は吐いていた。

 「......ッ!うぅぇぇ......」

 汚いな。まるで他人事のようにそんなことを俺は思っていた。バカ言え。殺したのは俺だ。例えどんな理由があろうが俺が殺したんだ。

 罪は俺のものだ。この十字架を俺は一生背負う責任がある。

 「......止まんなよ、俺」

 震える手で腕をを握る。作戦と言うほどではないが策は思い付いた。ほとんど博打だが仕方ない。あとは実行するだけ。






 熊にとってこの森は退屈なものだった。まともな生物は自身ともう一人の仲間だけ、食料は森に育つ果物だ。群れの意識などなく、意志疎通なんかは取ったことがなかった。


 ある日、人間が現れた。鋭利な刃を構え、こちらに向かってくる。しかし脅威ではなかった。腕を振るえば簡単に消し飛び死に絶える。あわれでさえあった。しかしだ、いい匂いがしたのだ。芳醇な血の香り。弾力のある肉。理性を失わせるには十分すぎた。

 肉を貪る。その肉は予想通り旨かった。気づいた頃にはなくなっていた。全部食ってしまったのだ。熊は思う。

 今まで食ってきたものはなんだったのか。

 そこから先植物を食らうことは出来なくなった。どれだけ腹を空かせようと舌が妥協しなかった。


 熊の目の前にさながら我慢していたご褒美のように人間が現れた。武器も持たずひ弱そうな人間だ。既にもう一匹がマーキングしていたが構わなかった。

 ひたすらに追いかける。途中体が傷つこうとも気にしない。人間は素早かった。全力を尽くしたが完全に姿を見失う。焦りはしたが幸いなことにこの山のことはよく知っている。焦る必要がなければ、この後の食事を妄想しながら歩くことも出来てしまった。

 この熊に敗北すると言う考えはないのだから。



 

 見つけた。

 不用心にも後ろを向いている人間。うまそうな匂いがこちらまで漂ってくる。食らえ。早く食らえ、と本能が叫ぶ。腹をかっきり、内蔵を啜り、肉を嚙みちぎる。よだれが止まらない。

 待つと言う考えはなくただ食らうために飛び出した。そこに警戒などなく、ましてや対等な敵だなんてことは欠片も思ってなかった。だから、足を掬われたのだ。


 突如、前に出した右足が沈み込んだ。重心がずれ、浮遊感を持って前に転げる。そこに運悪く、たまたま、偶然、先のとがった石があった。

 このまま倒れれば死にはせずとも食事を逃してしまう。

 熊は危機に瀕してなお、この行為を食事だと思ってた。神のいたずらに痛め付けられるだけだと、決して自身が弱かったわけではないと。だが熊は知らなかった。


 この世に神などいないと。


 熊の見えないところで人間は踵を振り上げそのまま重力にしたがって落とした。踵はちょうど熊と石を繋ぐ線上に落ちる。想定以上の力で石が刺さった熊はもちろん混乱した。

 始めて知る死への恐怖。闘争なき世界で過ごした熊にとってそれはあまりに大きすぎた。

 地面一杯に広がる土はだんだんと自身がかつて酔いしれてきたものに変わっていった。

 男は執拗に体重をかけ熊を殺す。熊が勝てないはずだ。そもそも立っている土俵が違いすぎたのだから。








 







 「......よし、よし!!」

 熊の息の根が止まっていることを確認する。起きる気配はない。ホッと一息つく。

 「本当に運が良かった。こんなに上手く行くことはもうないだろうな」

 本当に全てが上手く噛み合った気がする。

 


 俺がやったのは単純に穴を掘って落とす落とし穴作戦だ。とはいえスコップなんてないからあんまり深く掘ることは不可能だ。だから、穴全てに角度をつけた。傾斜をつけることで勢いがあればあるほど激しく体制を崩す。後は転げるであろう地点に鋭利な石を配置するだけ。

 もちろんこれだけではない。草をかけてバレにくくしたり、そもそも穴の数を増やしたりと、あらゆる手段を尽くした。

 しかし、これだけやっても確実ではないのだからたまったもんじゃない。なんなら死ぬ可能性の方が高いくらいだ。

 「やっぱり強くならなくちゃな」

 それでも中途半端じゃ不味い、ある程度のわがままを通せるほどの圧倒的な暴力が。


 

 そんなことを考えているとべきべきと何かが折れる音が聞こえる。幸か不幸かその正体はすぐにわかった。

 視線が合う。

 手持ちは何もなし。体力はもう既に底をつきかけてる。本来であればこの場をさっさと離れて休憩してから移動するはずだったのだ。

 「......不味いな」

 冷や汗が出る。もう逃げきることは不可能だろう。なら、わずかの可能性にかけて戦うしかない。

 「......ッッ!!来やがれ!!」

 ビリビリとした殺意を浴びさせてくる。理性がある分だけさっきよりも危険かもしれない。

 必死に頭を回す。なんどもシュミレーションしては切り捨てる。勝てないのだ。確率が1パーセントもない。

 じりじりと距離を詰めてくる。俺がそろそろと覚悟を決めた瞬間......閃光が駆け巡った。


 まず右腕が落ちた。次に左腕、両足首、そして最後に首が落ちる。

 「......は?」

 呆気に取られるしかなかった。自身があんなにも苦労して殺した敵をなんの労もなく殺す。まさしく目の前に俺が目指すべき最強があった。

 「......ガキンチョが、この山に入るなって何べんも言われただろうが!」

 白髪が特徴的で腰の曲がった爺さん、というのが第一印象だった。

 きっと別の誰かと勘違いしているのだろう。それはそうとして疲れた。緊張から解き放たれた反動か急に眠気が襲ってきた。

 「......!おい!どうした!......なんだい眠っちまっただけか、心配させやがって!チッ、こんな老いぼれに運ば..................」

 




 









 

 知らない天井だ。と、テンプレをこなしたところでまじでここどこだ?

 ものが乱雑に散らかり、変な液体が壁に付着している。有り体に言えば汚い。

 普通に考えればあの爺さんの家なのだが......。

 足場を探りながら扉に向かう。


 「おう、ガキンチョ、起きたか」

 古びた椅子に爺さんは腰かけていた。コーヒらしきものを片手にボロボロな本を読む様子は妙に様になっている。

 「......助けてくれてありがとう」

 取り合えず礼を伝える。

 「ああ、構わねぇ、が、お前さんのことをさっさと教えろ。村にはお前みたいなやつはいなかった。ならお前さんはどっから来た?」

 「......」

 これはどこまで言っていいのだろう?要らない混乱を避けるためには別の世界から来たとかは話さない方がいいだろうけど......。

 「......チッ、複雑な事情があんなら聞かねぇよ、こっちで適当に説明しといてやる」

 「......ありがたいけど、いいのか?」

 この爺さんがどういう立場かは知らないがそこまでして初対面の人間を助ける必要はあるのだろうか?

 「あんまり深入りするとめんどくさそうだからな。面倒なのは嫌いな質なんだ」

 はあ、都合がいいから別にいいんだが、大丈夫なのか。

 「で、お前さんはどうすんだ?」

 「......どうするか?」

 突然言われても思い付かないがとりあえず雨をしのげる場所の確保。で、次に情報収集って感じか。

 「......知り合いに宿屋がいるから住み込みで雇って貰え。最近この辺で宝が見つかったらしくそれで冒険者が集まって、人手が足りないって叫んでたぞ」

 ありがたい提案だ。それなら暮らすだけなら可能だろうな。だが、

 「......助けて貰った恩を重ねて申し訳ないんだが、ここでお世話になったらダメ......ですか?」

 それじゃあだめだ。俺には闘わなくてはいない理由があるのだ。

 「......なぜだ?」

 「強くなりたい。だからあんたのもとで学びたいん......です」

 腰を深く曲げ頭を下げる。

 「......んん、わしは面倒ごとは嫌だと言ったはずだが?」

 「俺に出来ることなら何でもする!お願いします!」

 爺さんは俺を見定める。俺に出来ることはただ待つことだ。



 「......この家の家事一通りだ」

 「......!それって......」

 「ああ、置いてやる、だが少しでもさぼったらすぐにでも宿屋に連れ込む。修行も気が向いたときだけだ。あと、弱音を吐いてみろ、すぐに宿屋だ。それが嫌ならだめだ」

 「ああ、それで大丈夫......です」

 「あと敬語はやめろ。気持ち悪くてしょうがねぇ」

 「......わかった」

 優しすぎないかこの爺さん?一応ぶちギレられても文句は言えないことを言ってた自覚はあるんだが。

 爺さんは後ろを向いてしまい表情はわからないがとにかく感謝だ。

 「わかったなら、さっさとこの汚い部屋を掃除しろ!」

 ......自覚はあるんだな。

 こうして俺の異世界での一日はハウズダストとの格闘に終わった。

 

 ここはじいさんに教えられた知識によるところアルスという星だそうだ。この星はおかしなことに俺がいた地球の常識が適応されているかと思えば全く知らない常識があったりとまるで色々な世界がごっちゃ混ぜになっているようだ。





 爺さんの名前はアジッタと言うらしい。変わった名前だ。爺さんのもとでの生活はおおむね理想どおりだった。

 まず鶏もどきの声で目を覚ます。そしたらまずはこの異世界用の何の変哲もない服を着てランニング。何キロメートルかはわからないが村を徐々にペースを上げながら5周する。次に朝食の準備だ。今日はパンと分厚いベーコンを焼いたものだ。うん、うまい。

 朝食を取ったら爺さんの気分しだいで爺さんの指導のもと修行をしたりする。爺さんがストレッチをしているから今日はするようだ。

 「まずは走れ、んで筋肉を痛め付けろ」

 ......修行?

 まずは近場の山をひたすらに全力疾走。その際、足場の悪い道を選ばなければならない。麓から山頂までを3往復。その後は昼までひたすら筋トレ。この筋トレが特にきつく決まった体勢でなければやり直しという鬼畜仕様だ。

 最初のうちはきつかったが人間気持ちだということがよくわかる。確実に体が強くなっているというのも要因かもしれない。最近では水面に写る自身の肉体美を観賞することが癒しだ。

 昼食を用意したら、また走り込みだ。体力をつけろということだろう。それじたいには反対意見はない。ただ焦っているというのも否定できない事実だった。

 「......駄目だな、焦らず今出来ることだけ」

 いつものコースを数往復してから、今度は反射神経を鍛える。内容としては爺さんが言った数字に対応した場所に移動するというものだ。それを数時間、集中力は気持ちで引き伸ばすものだ。


 夜は晩飯を作るんだが、ここでは爺さんの命令で絶対に肉を入れる必要があるらしい。今日は狼肉の香草焼きだ。狼肉は匂いの癖が強い。だから香草を大量に使って匂い消しをすることが大切だ。うんうまい。


 その後は勉強だ。天使が言っていたこの世界が俺を基軸にあることが原因なのか俺にはこの世界の言語が日本語で読めてしまう。それどころかこの世界では俺が地球で知っていたものが多かったりする。

 爺さんのもと本を使いこの世界の一般常識を主に学び、特に魔力関連は更に深いところまで学習している。爺さんは本当に知識がすごい。爺さん曰く爺さんは魔法が使えないらしいが覚えておくと助かる知識ナンバーワンらしい。  


 魔力というのは本来人にはないらしい。ただ体のうちにあるエネルギーを魔力に変えたり外に循環している魔力を体内に取り入れることで魔力を産み出している。だから、魔力を作れば必然的にその場所の魔力は薄くなる。しかし、それは時間がたてば勝手に正常な形に戻るらしい。

 


 狼が吠えるのが聞こえたら就寝。これが俺の大まかな一日のサイクルだ。



 爺さんはたまに俺に肩叩きを所望することがある。

 「......お前さん、店を開けばそれなりに稼げそうだな」

 どうやら誉めてくれてるらしい。

 「どこぞのぼんぼんかと思ったら家事が一通り出来るときた。ほんとにお前さんは何もんなのか」

 そういいながら爺さんは晩飯にハンバーグを所望してきた。別に構わないのだが、これで3日連続だ。いい加減飽きてきた。

 「孫がいればお前さんくらいの年だったかも......あ、ぁぁ、キクぅぅぅぅ」

 そういえば爺さんの家族はどういう感じなんだ? 

 「爺さんは奥さんとかいないのか?」

 「ふぅ、ふぅぅ、ああ、妻ではないが、この老いぼれを残して逝っちまったやつはいるわ」

 ......これは、やらかしたか?

 「悪いこと聞いた」

 「別に構わん、人は死ぬもんだ」

 爺さんの表情はこっからだとうまく見えない。

 「......なら、爺さんが死ぬときは俺も含めて大勢で看取ってやるよ。そしたら笑顔で死ねるだろう......さすがに不謹慎か。悪い」

 さすがに不謹慎が過ぎるな。なんだよ死ぬときはって、さすがに怒るか。

 しかし、爺さんは少し止まったあと、快活に笑いだした。

 「そうかそうか、なら良かった。お前さんわしがくたばるまで死ぬなよ」

 



 「あれ、竜二くん?」

 笑顔を浮かべて話しかけてくるのはパン屋のおっさんだ。

 「またお使いかい?」

 「ああ、朝食の材料がなくなってきたもんでな、パンと卵、あとミルクも買い足すつもりだ」

 「そうかい、君は偉いねぇ、うちの息子も見習ってほしいくらいだ。聞いておくれよ、最近さ宝が見つかった影響で息子も宝がほしいってきかないんだ。宝なんてあっても強いモンスターが守っているもんなのにさ」

 おっさんの言うとおり、魔力を帯びた宝が見つかるとその周囲には宝を守るようにモンスターが産まれることが大半だ。モンスターを狩りながら宝を探す。もちろん死と隣り合わせだ。

 しかし、その分見返りがでかい。基本冒険者には税金と言う概念が存在しないのだ。その代わりその土地を納めている貴族の出兵命令には逆らえない。これは冒険者という第二の兵隊をか抱えるための工夫だ。

 「この調子だと、息子が冒険者になりたいって言い出しそうなんだ。どうせなら冒険者みたいな不安定な職より安定したところで働いてほしいもんなんだけどなぁ」

 やっぱりいつの時代も我が子には安定したところで勤めてほしいっていうのが親の願いなのか......。  

 「......親、か」

 別に吐きたい訳じゃないのに吐きたくなってしまう。

 「ん?なにか言った?」

 「いや、気にしなくて良い」

 「んー、そっかぁ、あ、そうだこんどアジッタ爺さんのところに感謝を込めてサプライズをしようって話が出ててね。竜二くんもよければ手伝ってくれないかい?」

 感謝?

 「爺さんは何をしているんだ?」

 「ん?知らないのかい!アジッタ爺さんはこの村じゃ知らない人はいないっていうくらい有名なんだよ!迷子になった子どもを探してくれたり、近場のモンスターを無償で間引いてくれたり、あと大工の手伝いをしているところも見たことがあるな!」

 「とにかく、この村で彼の世話を受けたことがないって人がいないくらいみんなお世話になってるんだよ!」

 それは初めて知った。優しいのはわかっていたが底無しだな。

 「あ!もうこんな時間、竜二くん拘束しちゃってすまんね。お詫びと言ってはなんだけどちょっとだけパン安くしといてあげる。じゃ、それじゃあまた後で」

 ありがたい言葉を残して去っていくおっさん。

 こういう時いけないと思っても考えてしまう。

 「......親父にとって俺ってなんなのかな」

 そんなこぼれ落ちた疑問に答える声はなかった。

 

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