第12話 撮影

「よろしくお願いします」

俺は今日雑誌の撮影に来ていた。


「あ、君が康介君?よろしくね」

「よろしくお願いします」

「撮影はもうちょっとあとだから休憩してていいよー」

「わかりました」


そこで俺は楽屋に案内された。

そして楽屋に入ると神崎さんがいた。


「康介、おはよーう」

「おはよう、じゃなくてなんで俺の楽屋にいるの?しかも急に呼び捨てだし」

「え、別にいいじゃん」

「良くないわ」


何故か神崎さんが俺の楽屋にいた。それにしても今日の神崎さん可愛いな。

黒ズボンに白Tシャツとシンプルだけどそれがまた可愛らしい。


「てか、七海さんは?」

「何?私といるのにすぐ七海さんが出てくるのはなんで?」

「いや、今日俺が呼んだし挨拶はしないといけないから」

「やっぱり私より七海さんを選ぶんだ。」

「いや、そーゆーわけじゃ」

「じゃあどーゆーこと?」

「神崎さんも好きだから!」


すると急に神崎さんが黙り込んでしまった。頬を染めてもじもじし始めた。


「今日はそれでいいよ」


そういい神崎さんは楽屋を出ていった。


「なんなんだよ」


神崎さんが出ていってからしばらくすると七海さんがやってきた。


「康介君?今日はよろしくね?」

「あ、七海さんよろしくお願いします。わざわざ呼んでしまってごめんなさい」

「全然大丈夫よ、それに呼んでもらえて嬉しいわ。」


七海さんはどこか嬉しそうだった。


「じゃあ撮影を始めるから来てもらってもいい?」

「わかりました」


俺は髪のセットや少しメイクもしてもらい雑誌の撮影をした。撮影自体は簡単でカメラマンさんが言うポーズを取るだけだった。

最初ということもあり皆さん優しい目で見てくれたのはとてもありがたかった。


「康介君、今日はありがとう」

「いえいえこちらこそありがとうございました。」

「じゃあ今日はこれで解散で」

「わかりました」


そして俺は神崎さんと七海さんがいる所に戻って行った。


「康介君、おつかれ」

「康介おつかれ」

「2人とも来てくれてありがとう」

「全然いいよー」


「ねぇ、康介君?この後2人でご飯でも行かない?」

「康介、もちろん私とだよね?」

「え、3人で行くのはダメなの?」

「はぁーー、康介がそう言うなら3人でもいいけど」

「じゃあそーゆー事で」

「康介君の意気地無し」

「なんでですか?」


そんな感じで俺は3人とご飯に行くことになった。


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久しぶりの投稿です。

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