【漫才】料理方法の話

ハリー

序章


(二人漫才の会話です。 *:つっこみ担当さんです。)



「どーもー、ハリーアップでーす!」


*「お世話になってまーす、ハリーアップでーす。宜しくお願いしまーす!」


「文章だけで『漫才』だの、『コント』だの、言いますけど、、」


*「もう、読んで頂ける皆さんの応援だけで続きますよー。」


「本当です。『あんなの漫才なの?違うでしょ!』とか言われたりね。」


*「それは年末の某M-1で優勝したコンビが言われて、この年末年始にいじられてたネタでしょ。」


「まあ、彼らはね顔を売ってなんぼの世界でしょうからね。特色があった、って事でいいんじゃないですか。」


*「いじられて、取り上げられたほうが良いんですよね。」


「ここの場はね、例えば文章だけでね『コント』です、って言っても『動画配信も無いのになにがコントなんだよ!違うだろ!』って、怒られ始めたらどうしようもない。」


*「『その通りなんですけど、、』って言うしかない、、、」


「もう、全ては読んで頂いてる方々の想像力だけで成り立ってますからね!」


*「そうですよね。想像力フル回転の読力で、宜しくお願いしまーす。」


「宜しくお願いしまーす。それでね、今日は新シリーズのアイデアが浮かびました。」


*「他の話も進めてないですけど、いいのかな?」


「『思いついたら吉日』ですよ!」


*「『思い立ったら、』ですけどね。」


「この場はね、『思いついたら吉日』でも良いんじゃないですか? ほら、この場にも『ささっ』って文章をまとめて、あっという間に即興詩のように短時間でアップされてる方々がいらっしゃいますよね。」


*「皆さん、すごいですよね。『文章のモーツァルト』的なね。もし、まだ宮廷がある世の中だったら、サロンに呼び出されてお題を出されたら即興で物語ったりしてね。」


「良いお金が稼げたと思います。」


*「お金かよ。才能の話をしてるのに。」


「あっち系の話が得意な人もいいでしょうね。」


*「そうですよね、もともとおおっぴらに話せる題材じゃないでしょうからね。」


「もう、その手の話が好きなご婦人のサロンに呼ばれてね、話し出したら大うけですよ。」


*「でしょうね。」


「おこずかいも一杯もらえてね。大金持ち間違いなし!」


*「また金の話?すぐ金に結び付けますね。」


「何事も結果が出た方がいいでしょ!」


*「まあ、そうですけどね、、」


「今の世の中だって、そういう出張サービスがあってもいいんじゃないですか?」


*「そうですよね。お話をこそっと聞きたい御婦人方やお金持ちのおじさん達はいるかもしれないですよね。」


「エステサロンのオプションサービスなんか、どうですかね?」


*「どうやるんですか?」


「オイルマッサージとかやってる隣でね、退屈しのぎのオプションサービスとして物語るんですよ。その御婦人の好きなお題を。」


*「それで?」


「もうね、受けてツボにはまったら大変ですよ。大笑いしちゃてマッサージにならない!」


*「本末転倒じゃないですか?」


「良いんですよ、本人は退屈しのぎなんだから。マッサージしてる方にも受けちゃってね。『もう、止めてー。』って事になる。」


*「それで良いのかな?」


「楽しい時間が過ごせればね、それで良いんですよ。」


*「受けなかったらどうするんですか?」


「オイルマッサージでくすぐりの刑です!」


*「ひどいな!」


「『もう勘弁してくださーい!』って、涙目で謝っても、『まだ、だめよ!お金は払ったんだからね!』って、くすぐられちゃう!」


*「受けるか、受けないかで天と地の差ですね。怖いなー。」


「『くすぐりの刑』の時はね、マッサージ師さんも加わりますからね。『あんたね、毎回毎回、人の仕事のじゃまばっかりしてー!』って言われながらくすぐられちゃうんです。」


*「外した回は、裏で『ごめんなさい、話が滑りました、、、』って、マッサージ師さんに良く謝っておいた方が良いですね。」


「『滑ったのは、オイルのせいじゃないからね!』って、言われたりして、、」


*「そんなしゃれの分かる方なら良いんですけどね。」


「名声が上がるとね、官邸に呼ばれたりするかもしれませんよ。」


*「そこまで上り詰めますかね?」


「かもしれませんよ?個室に呼ばれてね、『俺の好きな、いつものあれ演って!』って頼まれるんですよ!」


*「マッサージみたいですけどね。」


「でも、これは国のトップのストレスを軽減する、という重要任務ですよ!」


*「前首相もこんなサービスがあれば、ストレスが軽減されて任期が延びたかもしれないですよね。」


「まあ、好き好きですからね。でも、ばれたら大変ですよ。『総理!公費で何やってんですか!』って、野党が大騒ぎですよ!」


*「そりゃそうですよね。」


「いつも1番人気の人ばかり呼んでたらね、『2番じゃ、だめなんですか!』って怒られる!」


*「その場合はどうしますかねー。『自分の好み』もあるし、『仕事は公平に』って考えもあるし、、、どうですかね。」


「これは国会で議論しましょ。」


*「いいんですかね?」


「マスコミからね、ネーミングされちゃうんですよ。『爆○問題』って。」


*「こらこら。そのお名前は使用禁止ですよ!それに、そっち方面に話を持ってっちゃダメですからね。」


「『森○・加○問題』に続く、新たな問題ってね。」


*「そんなの国会で議論したら、与党も野党も揃って国民から叩かれますよ!『貴重な国会の時間を使って、何を議論してんだ!』ってね。」


「まあね、語り人を呼ぶなんて、私費で勝手にやってくれ、って事ですけどね。」


*「そんなにお金も掛からないでしょ。」


「以上、即興の語り人の仕事の話でした!」


*「そうじゃないでしょ!」


「余談でこんなに時間がかっちゃって。肝心の新ネタ『料理方法の話』が全く出来ませんでした!」


*「という事で、『料理方法の話』は次回からという事で、、、」


「気を悪くしないで、また宜しくお願いしまーす!」


*「宜しくお願いしまーす。」


「ありがとうございましたー。」


*「ありがとうございましたー。」


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