第2話 母のため、、、

私は、母が再婚し養父の実家に住むことになった。 


養父の家には、養父の祖父母がいた。



養父の祖母は、私も虫をみるかのような目でいつも見ていた。


養父が家にいない日は、母もいじめられはじめた。


母が再婚をし、生活もみるみる変わっていった。


台所から聞こえる、祖母の暴言

「子連れでうちの息子が結婚してやったんだから、ちゃんと働け」


「飯もまともに炊けないのか。」

「使えない嫁」


など、聞こえてくるのが辛かった。


母は、私に「ごめんね。でもね、我慢して、いい子でいてね」が口ぐせになっていた。


いい子で、私もいなければ、母とまた一緒にいられなくなると思い。


いつもにこにこしているのが、くせになった。


養父は仕事休みだと、いろいろなところに連れていってくれた。


初めて食べたソフトクリームの味は今でも忘れられないくらい美味しかった。


母は、家で起きているいじめのことを養父には、言わなかった。


1年たち始め私も、養父のことを、あのとか、、じゃなく、お父さんといいはじめた。


その頃からは、だんだんなれていき、普通に生活をしはじめた。


父の祖母もたまに母に文句をいうくらいになっていった。


たまに母もなれてきて反撃していた。


ちょっとみていて、あって思いながら、様子を伺う


私は、母のために、祖母の言うことをちゃんときくようにしていた。




母のために、、思ったことが間違いだったのか、、


昔が貧乏な生活だなんて思っていなかった。


母の祖母と祖父といられて私は幸せだった。


ご飯だけでも、大根だけでも、幸せだった。


母と毎日いられる生活を守りたい。


私の中で、いろいろな感情がめぐりはじる出来事が起きた。


出来事、、小学五年の私には、隠すことしか出来ない。


言えば、壊れることをおしえられたから、、





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