ハロウィン挿話 仮面をつけた道化達

潤「小麦はやっぱ小悪魔か」


小麦「せんぱぁい、そんなこと言ってると〜、食べちゃいますよ〜?」


潤「捕食系小悪魔!?お前は『ターベチャーウゾー』とでも言ってろ」


小麦「いっそ清々しいほどの棒読み!もはやなんですかそれ」


潤(悪魔カチューシャをスチャっと)



潤「じゃあ祐希は雪だるま」


祐希「ぶっ殺すぞテメェ」


潤「……え?」


祐希「なんでもない☆」


潤「……一生かかっても聞かないような恐ろしい声音とギャップをどうも。そんな祐希にはカボチャを被せよう」


祐希「……」



潤「ネコミミ枠のヒロインがいない……!」


悠史「潤さん!頼まれてたハロウィンパーティー用のお菓子買ってきましたよー」


祐希「……(あ、プリンだ)」


潤「あ、もうお前でいいや」


(ネコミミスチャァ……)


悠史「……にゃぁぉ(虚無)」


祐希「……(虚無虚無プリン)」



潤「んじゃ、ご近所さん恐喝してお菓子をせしめに行こうか」


小麦「あ〜、先輩もぉ〜、仮装しなきゃですよ〜?」


潤「その語尾なんとかしろよ……」


小麦「あ、はいはい。先輩の衣装は今回特別に私がご用意しました!」


潤「げ……」


小麦「じゃじゃーん!ピエロ道化師です!」


潤「皮肉が効きすぎてるなぁ……」

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