目に見える物全てがハイテンションな文章で表現されているかのような、ドラッグジャンキーみたいな文体。それも月日と共に落ち着いていく。同化しに来るセカイに堕ちていく主人公と永遠にトビ続ける少女。約束のない明日は一体どこへいくのやら。どこか万能感に満ち溢れていたあの頃に戻って来る事が出来たかのような錯覚に陥る作品だと思います。