『10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 SAVE THE CATの法則を使いたおす!』イントロダクション

『10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 SAVE THE CATの法則を使いたおす!』

ブレイク・スナイダー=著



イントロダクション


『ゴッドファーザー Part2』(74)

『ターミネーター2』(91)

『スパイダーマン2』(04)  


 Q この三作品に共通することは? 

 A 三つとも映画業界における例外中の例外――第一作を凌いだ続編である。  


 シリーズ化された映画は第一作が最高作だとみんな思っている。脚本家がきっちり仕事をしたなら、それ以上つけ加えることなんてないだろうと。でも、真の映画ファンなら、いつだってカーテンコールのチャンスがあることを知っている。フレディ・クルーガー(訳注・『エルム街の悪夢』(84)に登場する殺人鬼)が今度こそ本当に死んだなんて信じられるかい? 『ジュラシック・パーク5』のために、あの恐竜は全部そっくりどこかに保管してあったりして。確かに薔薇のつぼみの謎は解けたけど、『市民ケーン』(41)にはあの前編にあたる話があってもいいんじゃないかな?


 そしていよいよ……ばっちりキメてみせようじゃないか!

 せっかく『SAVE THE CATの法則本当に売れる脚本術』っていうベストセラーを出したんだから、続編を出して、もう一度運試しをしてみてもいいだろ。いかにもハリウッドなやり口だって? 最後の一滴まで搾り取るつもりだなって? これってそういうことなのかな。

 そう……とも言える。

 でも、ひょっとしてひょっとすると、2冊目のほうがいいってこともあるかもしれない。

 私が続編を書く気になったのは、実際何百人という読者からもっと読みたいというリクエストがあったからだ。どういうわけか私は愚かにも、最初の本にメール・アドレスを載せてしまった。以来、毎日毎日5通から10通のお手紙が読者から届くようになり、ログラインや売り込み文句について、たくさんの人にアドバイスしてきた。

 そして、そうこうしているうちに、問題の核心にたどりついた。こういうメールのやりとりをしていると、最後には必ず“それで次はどうする”という議論になる。オーケー、史上最高の映画のコンセプトもイメージもしっかりつかめている。

 で、それから?

 続編を書くときにたいていの人間がやるように、第一作の主人公たち、傑出した紳士……そして淑女連盟、私の共同執筆者たちのところへ戻ったのだ。私は彼らにこの本を捧げる。確かに私は20年以上に渡って脚本を書き、ハリウッドに売ることに成功してきたし、私の“戦記”のスターはときに私一人だったりもするが、ハワード・バーコンズ、ジェイムズ・ハギン、コルビー・カー、マイク・チーダ、トレイシー・ジャクソン、コーマックとマリアンヌのウィバリー夫妻、シェルドン・ブル、C・デイヴィッド・ステファンズ、そして、これまで出会ってきた多くの人々がいなければ、どこへも行きつけなかった。彼らが私にすべてを教えてくれたのだ。

 手順はいつも同じだ。

 アイデアを思いつくと、ある程度まで練り上げ、いい感じになってきたところで、考える。「これにいちばん似ている映画ってなんだ?」と。それから、ハリウッドで脚本を書いている者ならみんな、次のステップへと向かう。

 ズルをするのだ。

 そう。つべこべ言わずにさっさと行動に移ろう。

 自分たちのストーリーと少しでも似たところのある映画を一本残らず見て、他の脚本家たちがどんなふうに書いているかを確かめる。彼らがうまくやっているところからも、失敗しているところからも学び、我々が書いている脚本のジャンルを大きく進化させるには、どうするべきか探るのだ。率直に言って、それ以外のやり方はバカだと思う。過去5年間の映画史を調べればいいと言っているのでもない。信じられないかもしれないが、我々が生まれる以前に作られた映画のなかに、我々の“オリジナル”なアイデアを先取りしている作品があるのだ。

 調べてみない手はないだろう?

 パートナーがいる場合、我々は仕事を分担する。私が二、三本、彼女が二、三本、そしてそれぞれ、どこでストーリーの“ビート”が起こるか書き留めるため、タイマーとノートを手に作品を“上映”する。

 スイス時計の蓋を開けて、それぞれの映画のぜんまいと歯車がどんなふうに組み合わされているかを見るのだ。語ろうとする物語が要求するものをしっかりと押さえ、従来の手法のどれかを使うべきか、古い型を捨て新しい手法を創り出すべきかを判断する。

 みんなが、本当に〈みんなが〉、同じようなことをやっているのだ。


 本書で私は『SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術』で独自に作り出した10の映画ジャンルを取り上げ、各ジャンルごとに70年代から21世紀に至るまでの代表的な作品を5本ずつ、例として挙げた。各ジャンルのヴァリエーションを詳細に述べ、いかにして1975年の作品が1987の作品を生み出し、それがさらにごく最近の生まれ変わりまでどうつながっていくかも示した。この企ての全体像を見れば、私の考案したメソッドがほとんど狂気の沙汰であることに気づいてもらえると思う。

『コンタクト』(97)のジョディ・フォスター風に言えば、これは“銀河系宇宙の百科事典”だ。これまで映画で語られた、あらゆるストーリー・タイプを抄録したものだ。つまり、どんな脚本家にとっても、私の考え得る限りもっとも役に立つツール、〈君の〉脚本を書くためのヒントを与えてくれる、もっとも示唆に富む50の映画のカンニング・ペーパーなのだ。

 この本を読めば君が書きたいと思う作品、あるいは目下取り組んでいる作品で直面するのと同じ問題に、先輩の脚本家たちがどう取り組んできたかがわかる。そして、この本を使うのに君に必要なのは、書き始める価値のあるアイデアだけだ。今日、今すぐ、始めよう。

 と、こんな続編なんだけど、どうかな?

 私の方法に初めて接する人に関して言えば、『Xファイル』の再放送にチャンネルを合わせて、それが見逃した回の後編だと気づくって最悪だよね。取り残された、出遅れたって気分を味わうのはほんとがっかりだ。だから、私はこの本が単独で完結するようにした。前作を引き継ぎ、強化しつつも、それ自体独立した作品である続編を完成させた。『SAVE THE CATの法則本当に売れる脚本術』を読んだことがなくても(気の毒に!)、この『10のストーリー・タイプから学ぶ脚本術 SAVETHECATの法則を使いたおせ!』を使うために読む必要はない。でも、これが初めての『SAVE THE CAT』体験なら、そもそもそれがどこから始まったのか、原点を知りたいと思ってくれるんじゃないかな。そして、もし君が筋金入りの『SAVE THE CAT』信者でも、この本にはぶっ飛ぶよ。


“ジャンル”と“構成”


『SAVE THE CATの法則2』のためにいろいろ調べていくなかで思ってもみなかったほど多くのことを学んだんだが――、一癖あるインディー作品であれ、巨額の制作費を注ぎ込んだ大作であれ、いい作品を作っているものは何かということを、私は改めて思い知らされた。多くのスタジオはスター、監督、似たような映画の最近のヒット作のポイント・システムに基づいて、脚本にゴーサインを出すが、実際のところ、どんな映画であれ、その成功はもっとずっと重要な二つのファクターにかかっている。


 1 なじみのあるジャンルに対する期待を上回るストーリー。そして……

 2 もっとも重要な要素――構成


 ジャンルと構成。これこそが勝てる脚本を創るための必需品であり――この本の基盤だ。


 他の脚本術の著者たちと違って、私の仕事は明けても暮れても脚本を書き、売ることだ。私は何よりもまず脚本家であり、どうすれば自分のアイデアをみんなが――エージェントもプロデューサーもスタジオの重役たちも観客も――気に入ってくれる映画の形にできるのか、その答えを求めて日々もがいている! そして奇妙なことに、本当にヒットする映画を作ること、誰かを楽しませることは、みんなを楽しませることなのだ。

 私が読者に植え付けたいと思っているこのシンプルな指令こそが『SAVE THE CATの法則』の存在理由だ。ハリウッドが問題なのではなく、ストーリーが、私のストーリーも君のストーリーも、可能な限り最高のものになっていなくてはいけないのだ。ストーリーに含まれるものをきちんと把握しようとする長年の努力のなかで、仲間の脚本家たちと私は、ムービーメイカーたちが観客にもっとも人気があると考えている10のタイプを見つけ出した。この10のなかにはコメディもドラマもアクションもあるけれど、これはそういう分類ではない。映画のトーンは問題ではない。扱う対象でもない。肝心なのはストーリーだ。ストーリー・タイプとして似た映画をひとまとめにしてみて初めて、我々は他の同業者たちもこのやり方を知っているんだとわかった。そうに違いない! そうでなければ、それぞれのカテゴリーの映画にこんなに多くの共通点があるはずがない。

 私が“家のなかのモンスター”と読んでいるジャンルの映画を注意深く見て、『ジョーズ』、『エイリアン』、『トレマーズ』(89)、そして大半の“幽霊もの”が、どれだけよく似ているかを確かめてほしい。

 似てなくてはならないんだ!

 私が“スーパーヒーロー”と呼ぶジャンルをちらりと見てみれば、『グラディエーター』(00)と『ライオン・キング』(94)がまったく同種のストーリー力学を使っていることに驚くだろう。どちらも“特別な存在”を、その驚くべき才能に嫉妬し、彼を押しとどめようとする我々〈小人〉と戦わせる。こうした物語は、コミック・ブックの世界やフランケンシュタイン、ドラキュラ、狼男のようなストーリーともぴったり一致するのだ!

 なぜ? 同じ話だから。

 極端に異なる、クリエイティブな方法で語られているけれども。

 そして、時代も場所もスタイルも大きくかけ離れているけれど、こうしたストーリーは繰り返し語られる。何世代にも渡る観客が常に聞きたいと思っているからだ。


 ストーリーを丸裸にする10のジャンル


 私は10のジャンルにキャッチーな名前をつけた。覚えやすいし、映画の分類に関する読者の思い込みを解体したかったからだ。“家のなかのモンスター”、“金の羊毛”、“魔法のランプ”、“難題に直面した凡人”、“人生の岐路”、“相棒愛”、“なぜやったのか”、“おバカさんの勝利”、“組織のなかで”、“スーパーヒーロー”のほうが、私にとってはどんなストーリーを語ろうとしているのか、ずっとずっとわかりやすい。だから私が「どんなものを書いてるの?」と尋ねたときには、もう「西部劇なんだ」とか「警官ドラマだよ」なんて答える必要はない。そんな答えでは何もわからないんだから。私が知りたいのは君が手がけているのはどんなストーリーかであって、この10のジャンルは誰もが理解できるストーリー・タイプを示してくれるのだ。

 オーケー、このカテゴリーで映画の違いはわかる。でも、どんなふうに似ているかは? 内省を重ね、さらには何年もかけてアズーサ(訳注・ロサンジェルスの地名)の西側のあらゆる制作会社のドアを激しく叩いてまわった結果、私は同一性を体系化する方法も見つけ出した。それは映画がいかに構成されているかだ。

 私が生み出したかったのは、映画の“タイプ”に加えて、どんなストーリーにも、それが満足できるものになるかどうかテストするために参照できる、万能テンプレートだ。

 ちょっと考えてみてほしい。

 これまで作られたあらゆる成功作の秘密の鍵を解く、万能キーだ。

 そんなことができたらすごいだろ――それが私にはできたみたいなんだ!

 私が構成を学び始めたのは遅い。若く野心的な脚本家だった頃の私は、スタジオの〈悪魔〉に会ってもらえることになっても、売り込みの準備が整っていなかった。常に“ちょっとしたアイデア”と“イケてる”センスくらいはあったけれど、当時はそれくらいのものしかなかった。ミーティングはいつも短時間で終わった。そういう機会に恵まれるたびに、私は顔を洗い、歯を磨き、元気いっぱいに振る舞ったが、悲しいかな……無策だった。重役も私自身もそれに気づくのに、さほど時間はかからなかったのだ。

 例のシド・フィールド(編注・脚本家。1935~2013。アメリカを代表する“脚本術”の大御所)とやらの噂は聞いていた。あるとき、魅力的な女性死刑執行人が私に「第一ターニング・ポイントはどこ?」と尋ね、謎のシドならそれがいったい何の話なのか私に説明してくれるとほのめかした。それで私はフィールドの絶大な影響力を持つ『脚本術』(編注・邦訳に『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』、『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2』がある。どちらも小社刊)を知り、早速、上映開始から25分ほどたったあたりで映画館のスクリーンを指さして、デート相手にしたり顔でささやきかけるようになったのだ。

「ほら! 第二幕へ入るぞ!」

 しかし、なかなかかっこいいとはいえ、これでは私の抱えている問題は解決しなかった。フィールド氏のおかげで三幕構成は理解できた。だが、実際に脚本を書こうとすると、そのあいだに空白がごっそりあった。それで残りは自分で埋めていくことにした。

 何百本という映画を見て、私はほどなく“ミッド・ポイント”を発見し、55ページで“危機が高まり”、多くの場合、タイマーが現れるのに驚いた。ヴィッキ・キングの『21日間で映画の脚本を書く方法』のような本のおかげで、私は75ページの“すべてを失って”ポイントの重要性を胸に刻み、そこでは何かが“死”ななくてはならないことがわかった。独自の用語も作った。その一つでやたらと自慢に思っているのが“お楽しみ”で、これは脚本の25ページ以降に起こる。すぐに私は“ブレイク・スナイダー・ビート・シート”を作り上げた。これはそれぞれの“ビート”のあとに括弧でページを示した便利な一覧表だ。

 こんなふうになっている。


 ブレイク・スナイダー・ビート・シート

 プロジェクト名:

 ジャンル:

 日付:


 1 オープニング・イメージ(1)

 2 テーマの提示(5)

 3 セットアップ(1―10)

 4 きっかけ(12)

 5 悩みのとき(12―25)

 6 第一ターニング・ポイント(25)

 7 サブプロット(Bストーリー)(30)

 8 お楽しみ(30―55)

 9 ミッド・ポイント(55)

 10 迫り来る悪い奴ら(55―75)

 11 すべてを失って(75)

 12 心の暗闇(75―85)

 13 第二ターニング・ポイント(85)

 14 フィナーレ(85―110)

 15 ファイナル・イメージ(110)


 こうしたいわゆる“ビート”とは何のことなのか?


◆オープニング・イメージ=これは自明だろう。映画のトーンを、タイプを定めるシーン、作品の最初の一斉射撃、スナップショットの〈前〉、ファイナル・イメージの対極に位置するものだ。


◆テーマの提示=これも簡単だ。たいていは主人公に向かって語りかけられ、多くの場合、何を言われているのかわかっていないことが、彼がこの話のなかで生き残れるかどうかの鍵になる。君の映画が何に“ついて”語るのかを明らかにする。


◆セットアップ=脚本の最初の10ページは我々の――そしてスタジオの読み手の――興味をつかむだけでなく、Aストーリーのすべてのキャラクターを登場させるか、登場をほのめかさなくてはならない。


◆きっかけ=電報、ドアのノック、妻が他の誰かとベッドにいるのを目撃――といった類いのことが起こって、ヒーローは動揺する。この映画の最初の“災い”だ。 


◆悩みのとき=一つのシーンでも一連のシーンでもいいが、脚本中、ヒーローが自分が行わなくてはならない旅を疑う部分。


◆第一ターニング・ポイント=第二幕だ。つまり、“テーゼ”の世界をあとにし、第二幕の混乱した“アンチ・テーゼ”の世界へ入っていくのだ。主人公は選択をし、彼の旅が始まる。


◆Bストーリー=伝統的には“ラヴ”ストーリーだが、実際はよき映画のテーマについての議論のあるところ。


◆お楽しみ=ここではプロットを忘れて“セット・ピース(訳注・巻末の帰ってきた用語解説参照)”、“用語解説参照)”、“予告編に出てくるところ”、そして“お約束を果たす場”のどんちゃん騒ぎを楽しむ。


◆ミッド・ポイント=映画の前後半の分割線。“危険が増し”、“タイマー”が現れたのでストーリーに戻る。そして、我らが主人公(たち)に圧力をかけ始めよう。


◆迫り来る悪い奴ら=内(主人公のチーム内の問題)からも外(実際に悪者たちが迫ってくる)からも圧力がかかる。


◆すべてを失って=“見せかけの敗北”と“死の香り”を感じる場所――ここで何かが死ななくてはならないからだ。


◆心の暗闇=神よ、なぜ私をお見捨てになったのですか?(訳注・イエス――キリストが磔にされたときに叫んだとされる七つの言葉のうちの一つ)脚本のこの部分でヒーローはすべての希望をなくし……


◆第二ターニング・ポイント=……がそれも長くは続かない。フレッシュなアイデア、新たなインスピレーション、土壇場の行動、Bストーリーでの恋愛対象からのアドバイスなどのおかけで、ヒーローは戦うことを選ぶ。


◆フィナーレ=二つの世界の“ジンテーゼ”。過去から学んできたことを基に、ヒーローは第三の道を生み出す。


◆ファイナル・イメージ=オープニング・イメージとは対極の、変化が起こったことがわかるイメージ。そしてあらゆるストーリーは変化について語るものだとわかっているのだから、この変化はドラマティックでなくてはいけない!


 この体系化の原則のセット――“ジャンル”と“構成”――は、映画を書き、そこに盛り込んでいくアイデアをより成功しやすいものにするために、必要なものすべてを与えてくれる。

 もう一度言おう。

 脚本を売りたい、大勢の観客を上映時間のあいだずっと楽しませたいと思うなら、執筆のときにこの二つのチェックリストを参照すれば、勝算は高くなる。

 ジャンルと構成こそ、バイヤー、そして、映画ファンが求めているものなのだ。 というのも、たくさんの脚本をハリウッドに売るなかで、――内2本は100万ドルを超える値がついた――私が知ったことの一つに、スタジオの重役たちもここを押さえている、というのがあるからだ。見識眼のある重役たちは脚本家と同じルールに従っている。彼らは契約を結ぼうとする作品がどんなタイプのストーリーか、みんなを満足させる形で構成されているか、知りたいのだ。ジャンルと構成のしっかりした作品こそ、彼らが探しているものなのだから。

 じゃあ、そういう脚本を差し出せばいいじゃないか。

 どのようにストーリーを作り、書いていくかの手掛かりとして“構成”や他の映画を参照することに、多くの人が反発する。しかし、私の経験からして、こういうテンプレートをマスターすることが、君の持っているネタが本当に新しいものなのか、すでに工場を転がり出て、君がいなくても勝手に道を下っていく車輪を作っているだけなのかを知る、唯一の方法なのだ。


 私がやったのは、個々のジャンルの領域と幅を示すことによって、ジャンルというものについて詳細に語ることだ。そして、我々はあらゆる映画から学ぶわけだから、ここでは“ベスト”50じゃなく、最も洞察が得られる作品を取り上げている。途中で、監督や脚本家が使っている技のいくつかも指摘しよう。そして、本書で扱う映画をまだ見てない人には……ネタバレ注意!


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