生徒指導室

(落語調で、お読み頂きたく、、 とある高校の、教室の中での会話です。)



「ご陰キャ、ご陰キャ!」


*「どうしたんですか、非リア充君!そんなに慌てて。」


「急ぎでね、ご陰キャに相談があるんですよ!」


*「何だい?」


「あっしね、見ちゃったんですよ。」


*「何をですか?」


「BBA先生と天然イケメン先生が生徒指導室に入る所!」


*「先生二人で生徒指導室に入ってどうするんですかね?」


「あっしね、あれは『密室』だと思うんですよ!」


*「物騒な事を言うね。『殺人事件』でも起こるっていうのかい? もし、あなたの名前が『江戸前コナン』だったら、もう一人は死んでるよ。」


「いやいや、そうじゃなくてね。あっしは思うに、あれはBBA先生が天然イケメン先生を喰っちまおう、って寸法じゃないかと思ったんですよ。」


*「うーん、確かにBBA先生も独身だし。いつも天然イケメン先生の面倒を見てあげてるしね。」


「そうそう、ちょくちょく『天然イケメン先生!教科書、忘れてますよ!』とか。そりゃあもう、お母さんみたい。」


*「まったく、天然イケメン先生は天然だから、、、でも、そんな中からいろいろ芽生えちゃったんですかね、、」


「もし、そんな二人が『密室』に入ったら、、」


*「いろいろとね、野暮な事も浮かんじまうってもんだ。こんなのがクラスの負女子ちゃん達に知れたら『うそでしょー!』とか始まって、大ごとになるよ。ここは私達二人の秘密にしようじゃないか。」


「でもね、あっし、もうそれをだれ彼問わず、手当たり次第ににしゃべっちゃったんですよ!そりゃあもう、みんな大騒ぎ!」


*「なに、それじゃあもう私に相談する事なんかないじゃないか!」


「でもね、あっしその後、見ちゃったんですよ!BBA先生と天然イケメン先生とやんちゃ君が生徒指導室から出てくる所!それでどうしようか、っていう相談なんです。」




(お後が宜しいようで、、、すこし、改編しました。言葉の使い方など、間違ってましたら、ご指摘を、、^^;)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る