1-25
今日は、食事だけって、郊外にオープンしたばっかりのイタリアンの店に行った。
今日は、バンドの練習もなかったし、レッスンもなかったから、俺的にはラブホへ行きたかったけど、彼女はその気がないらしい。
食事は旨かった。
食事を終えて、帰りの車で
「おまえさ~、お嬢様?」
と聞いてみた。
「アハハ。そんな訳ないじゃん!なんで?」
「だって、いっつも金いっぱい持ってんじゃん!2、3万?」
「いつも持ってる訳ないじゃん!お財布に千円しかない時もよくあるよ」
「へぇ~!そんなん見たことね~けど。いつもサッと会計すんじゃん!」
「あっ!そうゆうこと?基本、けーごと約束したら、ATMで下ろしとくよ!2、3万!アハハ」
と笑った。
「マジかよ!いつも、おまえにおごってもらってばっかりで悪いな!」
「えっ?なんで?けーごに付き合ってもらってんだから、私払うの当然じゃん!今日だって、車出してもらってるし!すごい貧乏な時は誘わないから大丈夫!!」
と、笑った。
「なんか、欲しい物ある?プレゼントしてやるよ!」
「あっ!いいよ!いいよ!そうゆうことは彼女にしてあげて!
私はただの遊びの女、ナンバー、いくつ? か、わかんないけど。けーごのお陰で保ってるから。」
「俺の女になんねー?」
「俺の女ってどうゆう意味?あんたのセフレだよ!私」
「だから、セフレとかそうゆうんじゃなくて、
彼女になれよ!」
すげー勇気出して言ってみた。
「あはは。何それ?彼女の席は空いてないでしょ!それに、私は今のところ恋愛はしたくないし。
あ、そう言えば、これ!このブーツ、彼女さんに接客してもらって買ったの!!」
「えっ?」
彼女は、ロングスカートをめくりあげて、笑いながらブーツを見せた。
「靴を買いたくて、見てたらね、えっと~花屋さん?桂吾の店の向かいの?って言われてさ、
はい。って言ったら、いつもありがとね~って言われたの!
すごいビックリしてさ!セフレなのバレてんのかって!!
そしたらアハハ!あなたからもらってるわけじゃなかった。桂吾がもらった花束とかを私にくれるから。
あなたのアレンジ、センス良くて大好きなの!だから、ありがとうって言っちゃった!ってさ」
「あ~~」
せっかく彼女が作った花束を、ねーちゃんにあげていたことが、気まずかった。
「彼女さん、年上なんだよね?近くで見ても、本当に綺麗な人だった!背も高いし、足細いし、羨ましい!
あなたいつもスカートだから、秋冬は、こうゆう編み上げのブーツが似合うよ!って勧められて、履いてみたら気に入って買っちゃった!
割りといつも、ペタンコ靴だったから、10センチ高いとなんか景色が違うんだ~って感じ」
と、一気に喋った。
「高いの買わされたんじゃね~の?」
「うん!高かった!でも、10%引きにしてくれたんだよ!超ラッキー!いい人だね!彼女さん」
ねーちゃんに顔バレしてんなら、気をつけなきゃだな!
「年上だから、束縛しないの?
年下の彼氏がいっぱい女と遊んでても許せちゃうの?
あぁゆう綺麗な人だと、自分に自信があるんだろうな!
彼氏 遊んでたって、結局戻ってくるのは自分のところ!みたいにさ!」
「やきもち妬いてんの?」
「はっ?誰に?誰が?今のはなしの流れで、どうしてやきもち妬いてるってなるの?」
「あの人、彼女じゃね~から!ねーちゃんだよ!」
「えっ?ねーちゃんって、いとこだか、はとこだかの?」
「そっ!ハトコのねーちゃん。彼女じゃね~よ!」
「ふ~ん。まぁ、いいや。そうゆうことにしとくよ!」
「なんだよ!信じてね~のかよ?」
「あの人が彼女さんなんだって、ずっと思ってきたから。でも、彼女でもお姉さんでも、別にどっちでもいいや!」
「どっちでもよくね~よ!彼女の席は空いてんの!だから、おまえ!俺の彼女になれよ!」
「はぁ……けーごのそうゆう口説き文句に騙される女の子大勢いるだろうね~!
彼女がいる、いないは別にどっちでもいいよ!私、今は恋愛できないから。本気で付き合うのは、ちょっと懲り懲り……」
は?懲り懲り?
なんか、イラッとした。
「たった1回だろ!たった1人に振られただけで、懲り懲りなんて言ってんじゃねーよ!」
「アハハ。そうだよね!きっといつかは、普通に恋愛して、結婚したいなって夢みてるよ!普通にね。でも……今は無理かな……恋愛はしたくないんだ……」
「わかった……じゃ、いいよ!今のままの関係で」
めちゃめちゃ、イライラした。
公園の駐車場に車を停めた。
シートベルトを外して、助手席のシートを倒した。
「えっなに?」
って、彼女は俺に聞いたけど、それには答えず、強引に彼女のスカートをめくりあげて、股間に顔をうずめた。
「ちょっと、やだ!やめて!」
でも、やめなかった。
静かな車の中に、彼女の喘ぎ声だけが響いた。
パンツは、脱がさないで、はいたまま ずらして挿入した。
服を着たままってのも、妙に興奮する。
最初は嫌がっていた彼女も甘い声をあげている。
アソコの濡れ方もいつも以上なのか、俺が出し入れする度に、グチュグチュと音をたてる。
「おまえ、エロい音たててんなぁ!」
「桂吾!キスして!」
と彼女が言った。
俺は腰を動かしながら、彼女の口元でべ~っと舌を出した。
彼女は、俺の頭に手を回して引き寄せると、俺の舌に舌を絡みつけた。
すげー興奮して、頭ん中が真っ白になった。
「うっっ!!」
ドクンドクンと脈うっている。
やべーーー!!
思いっきり、中出ししちゃった……
「悪りー!ゴムもつけね~で、中出ししちまった!」
俺が言うと
「いいよ!全部出して!」
と、彼女は俺の腰に手を回しホールドした。
彼女の中がギュッと締め付けたり、波打って、俺は思い切りすべて出しまくった。
最高に気持ち良かった。
彼女とつながったまま、後部座席に手を伸ばして、ティッシュの箱をとって、俺のモノを抜くと、ドロっと流れ出てきた。
脱がさなかった彼女のパンツを汚さないように、ティッシュを何枚も使って拭き取った。
あれ?そう言えば、彼女はイッタのか?
ちょっと、飛んじゃってたから、わからなかった。
彼女をイカしてないかも?
そう思って、また、クンニした。
マズっ!これ、俺の精子も混ざってんだろ!
さっきの彼女の味とは違った味がした。
それでも、続けて彼女の感じる部分を攻めまくった。
「あん!いい!けーご!気持ちいい!あっ!イク!」
そう言って腰を浮かせた。
ピクッピクッと一定間隔でヒクついている。
そんな彼女にキスをした。
「マッズイ!」
そう言って笑うと、激しく舌を絡ませた。
「マジでゴメン!ゴムもつけないで、中出ししちゃって」
「いいよ!大丈夫!生理終わったばっかりだから、妊娠することはないと思うし。頭おかしくなるくらい気持ち良かった。どうしよう……終わったばっかりだけど、まだやりたい!」
「あぁ!俺も!今さらだけど、ラブホ入るか」
「うん!」
車を動かした。
車でキスするくらいはよくあることだけど、こんなにガッツリとカーセックスしたの初めてだな。ものすごく興奮した。
俺は意外とキレイ好きだ。
カーセックスなんて、車を汚しそうで、したいと思ったことなかった。
狭いし。
やりたいと思ったら、ラブホテルに入る。
それを我慢できないほど自制がきかなくなるなんてこと、今まで1度もない。
ゴムつけないでやったなんて、しかも中出ししちまうなんて、初めてだ。
妊娠は大丈夫だって彼女は言ったけど、変な病気をうつされることを心配してるかな。
「なぁ、一応言っとくけど、俺、今まで何十人とセックスしてるけど、ゴムつけないでしたことはないから、だから、変な病気とかは持ってないから!それは、大丈夫だから」
と言った。
「あっ!そうなんだ!性病か!ゴムなしだと妊娠の方ばっかり考えちゃってたけど、そうだよね!そうゆう心配もあるのか。あっ!じゃ~一応言っとくけど、私もゴムなしはないから、性病はないです!」
「アハハハハ!おまえが性病持ってるとは思ってないよ!元彼と俺しかやったことね~だろ?」
「あっ……、うん」
「なぁ!ホテル行ったら、また生で入れていい?」
「うん。いいよ!1回も2回も一緒だもんね。
っていうか、気持ち良すぎた!」
「だな!この気持ち良さ知っちまったらやべ~な!いてっ!もう勃っちまってるわ~!」
「やだ!変態!!」
「言い方!アハハ!!あ~、一応言っとく!」
「今度は何?」
「結果的には、すげーお互いに気持ちいいセックスだったけど、おまえの了承もなく、生で入れて悪かったよ。安全日だったから良かったものの、そうじゃなかったら、超心配だったかも、だもんな……ごめん。
でも、もしも、もしもだけど、妊娠したら、俺責任とるから!おまえと子供、一生面倒みるから!」
「アハハハハ!真面目!意外に真面目!アハハ!大丈夫だよ!ありがとね~!万が一ね!万が一にもないと思うけど、万が一妊娠したら、桂吾に責任とってもらうよ!
でもね、ほんとのこと言えば、桂吾に責任なんてないから。桂吾がゴムつけないで生で入れてきたのわかったし、嫌なら、その時に強くやめて!って言えば中出しまでしなかったでしょ?
気持ちよくって、桂吾にキスして!って、私が煽ったんだよ!だから、桂吾は悪くないよ!」
にこっと微笑んだ。
「おまえさ~~!はぁ……アハハハハ!いっそ、はらませて、結婚したいな!おまえと!!」
「アハハハハ!なんでそうなるの?学生結婚なんてやだよ!フリーターのバンドマンとできちゃった結婚は笑えないわ!」
「だな!よし!ラブホに到着!!すぐに続きしようぜ!」
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