智力・友情・浪漫

あらすじにも書いてある通り主人公は天才ではありません。
相棒である召喚獣は山のように巨大な死体。
神話に出てくる巨人とはいえ所詮はただの死体。
動かすことすら出来ません。
しかも、これによる制約で他には弱い召喚獣しか使えません。
それでも、日頃の努力と智力を駆使して闘いに臨みます。
その様がとても泥臭く、そしてとてつもなく格好良い!

主人公とチームを組む仲間2人。
クラスメイトであり、模擬戦の最強のライバルである姫。
色々な出来事を経て、互いの能力を認め本音をぶつける間柄へとなっていきます。
そういった関係性の中で、主人公も成長していきます。

最後に待ち受けるのはとてつもなく大きな浪漫です。
この展開に胸を熱くしたのは私だけでは無いでしょう。

エンターテイメントとして色々な人に楽しんでいただきたい作品です。