答え<normal end>
なぜアリスが消えたかについて。
自由の鍵をハミルトン、フィオーナに使用した場合は「彼らが世界の干渉に侵された、異常な状態」であり、鍵はそちらの修正を優先。
アリスは「世界の干渉を受けていない、正常な状態」だ。だから上記の例には当てはまらない。
さて、アリスはまだ現実の世界にも存在する。アリスがいない間は行方不明の扱いだったか、時間が停止していたか・・・。こちらの世界にいるアリスは物語のために作られたキャラクターではなく、違う世界に存在する現実のアリスだ。
鍵の力はこの物語では簡単に言えば「登場人物(キャラクター)」を物語で決められた行動以外の行動も可能とする現実に存在する者と類似した存在に昇華できる。なら、反対は?さっきも言った通りハミルトンとフィオーナは鍵の力が違う部分に働きかけてしまった。
アリスはキャラクターになるべく鍵の力を使用した。物語のキャラクターになったアリスは現実に存在するアリスではなくなった。そこにいる「現実のアリス」が消えてしまった。世界はなんとか辻褄を合わせるべく、彼女がいなかった世界へと再構築されていく。
大体、自分自身に使うだなんて行為が無茶なのだ。自由の鍵なんてまだほんの一部しか解明されていない謎だらけの得体の知れぬブツを・・・。
おっと、私が誰かって?私の名前は×××・・・。無数の世界を管理する者の一部だ。
ん?・・・ジョーカー?誰だそれは。きっと私と同じ主の一部か、主を騙る偽物か。本来、私達に名前などない。ちなみに、最近調子に乗る一部がいるから前もっていっておくと私はこの物語に一切関わっていない。
そういうことだ。この物語を読者として読んでくれてありがとう。
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