『欲』を理解しないと大変です。
どうもお久しぶりです。
彼は更に人並の冷静さを取り戻しつつあり、私もゆるゆると一息つける状態になりました。
だけども、小説を更新する時間ができない。
更新どころか、プロットメモの一文字も書けない!
小説だけじゃございません、部屋の片付けも、洗い物も、なんなら私の仕事までまともにできない!!
理由は、彼が位置ゲーに連れ回すからだーーーーーーー!!
位置ゲーの仕様が変わったせいで、プレイヤーが常にスマホ画面を見てなきゃいけなくなったのですよ。なもんで、「私のスマホ持ってっていいから、勝手に行ってこい!」が出来なくなったんだよおおお(´;ω;`)
疲れる……精神は復活したけど、肉体的に疲れる……。
なんで、理性が戻ったのに行動がラリってるのか。よーく観察して気付いたんですが、これ、普通の人もある解放欲求が半分と、あとは『習慣』なんですよね。
人生が始まってから、ずっと双極症の素養と共に育ってきたわけですから。【衝動的に動くのが当たり前】であり【そうすれば強烈な快感も得られて当たり前】だと、思い込んでる訳ですよ。消えた欲を求めて、彷徨っているんです。
まあ半分は、普通の人もある「やっと仕事終わったー!遊ぶぞー!」って奴ですから。これを他人の私が止めるわけにはいきません。普通の人だって、ゲームにハマってたらお夕飯のあとドップリするじゃないですか。
だけど彼(というか、躁を経験した人達。私を含む)というのは、超絶快感な状態を経験してるんです。それは病気のせいでそうなってるんですが、病が落ち着いた後でも、同じ快感を求めてしまうんですよ。薬で制御しているから、もう味わえないにも関わらず。
あと、精神を病んでいる間は『できる時/できない時』が交互にくるもので、『できるときにできるだけやり貯める!』というクセがついちゃうんじゃないかと。私がそうだったんですよね。
そういう理由で、落ち着いた後でもブレーキが難しいんですよ。
ギャンブル繰り返すとかね、出費が止まらないとかね、そういういかにも悪いこと以外でも、日常に困るような癖ってのが、いろいろ残ってしまいますのよ。
私の場合は、行動療法を受けたりとか、セルフコントロールを勉強したりとかで、だいぶ直せたんです。だけど彼はそういうことを受けていませんし(病院で勧められるとか、自発的に受講する必要があります)、自分の過去の感覚が異常だったこともよく理解していませんので、ぶっ飛んだ感覚を今でも求めて彷徨っているわけです。――ええ、位置ゲーだけに。
特に双極症は、普通である時期を忘れがちだと思いますので。「遊びたい!」と思っても、まず踏みとどまってやるべきことを確認し、更に時間計算もきっちり行ってから、社会生活や人間関係に支障がないよう調整する必要があります。
……と、日ごろから口酸っぱく言ってるんですけどね……。だから私の方が今収入が多いというのに、うちの彼は本当に、まったく理解しておりません……。
行き当たりばったりは、誇れる生き方じゃございませんっ。
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