2月16日
合法麻薬といわれて久しいストゼロを、俺はあまり好きではなかった。
理由は明確だ。これは酎ハイではないと感じたからだ。
缶酎ハイは、鮮やかなフルーツ感と微小なやさしいアルコールを味わうものである。だから、「ストゼロは酎ハイである」という認識の下で飲んだそれは、脳内で完成されているイメージとはかけ離れたものであるからおいしくないと感じたのだ。
最近のことだが、その認識は間違っていると理解した。ストゼロは酎ハイと思って飲んではいけない。酔うための飲み物、絶対にヤニクラする煙草と認識して摂取するものなのだ。
まあ、こんなしょうもないことしか書くことがないほど、今日は退屈な日だった。小説の筆は全く進まないし外出もしなかった。眠くなったら昼寝をし、飯は茹でれば完成するパスタで済ませた。
書く手が進まなかったときは何にもする気が起こらなくなる。自分の存在価値が皆無のように感じ、家においてある有名作家の文章を眺めては、才能の差を痛感させられる。
明日はなにかしたい。小説をもっと進めたい。
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