EP15 進軍


サーク王国

クルズ「ミーシャ王との魔石の交渉も順調に進み、しかもすごく売れてるなんてすばらしい!」

傭兵「クルズ王、神龍様からのお知らせがございます。

クルズ「どうしたんだ?」

傭兵「ミーナル大陸以外のすべての大陸から兵をこの大陸に送るそうです!」

クルズ「どういうことだ!?」

傭兵「すべての兵を北に集め、集まった兵は西を通りミーナル大陸の魔王ハイビュスの国へ攻めると。」

クルズ「なぜ北に集まるんだ?どうせなら西に集まったほうがいいであろう」

アムラ「あんたほんっとバカねえ」

クルズ「あ、アムラ」

アムラ「西で集まったらハイビュスにばれやすいでしょ?その間に対策されてたら駄目じゃない!北で集まったとしてもハイビュスに通達が行くのには時間がかかるから北に集まっているのよ!」

クルズ「魔法電話使えば…」

アムラ「あのね?ハイビュスは魔法電話を持っていないの」

クルズ「は?。」


ヒメココ国

ルア「北へ進軍?」

ヴァルノ「そうじゃ。確か主たちは北に行くのは初めてじゃろうな」

ルア「そうか。ハイビュスを叩くんだね。」

ヴァルノ「物分かりが早くて何よりじゃ。大体の奴はなんで西に集合しないんだって言ってると聞いたんじゃがの。」

ルア「ハイビュスの気をひかないためでしょ?そんくらいわかるよー。とりあえず行くよ。」


ヒメココ国から北に10日、ハイデレア大陸の南に位置する国 アルファミア王国に到着した。

14日後、全軍が北に到着、次の日にはフォグワースへ向かっていた


7日かかりフォグワース、サーク王国に到着した。サーク王国に着くまでに一か月、想定より早くサーク王国に着いた。3日サークで過ごし、ミーナルへ進軍するところだった。


魔国シーミナーク

ハイビュス「やあニュラン君久しぶりだね」

ニュラン「ハイビュスも久しぶりじゃねえか」

ハイビュス「あらあら。そんな固くならないで。」

ニュラン「なんで来たかは知ってんだ。」

ハイビュス「おやおや。私と戦う気ですか。まあせいぜい負けないように頑張ってくださいね」

ニュラン「この野郎言わせておけば…ぐはあ」

ハイビュス「その程度で私に立ち向かおうというのなら私も舐められたものです」

ニュラン「っふ。これが俺の本気だとでも?魔王がはじめから本気で行くわけがないだろう」

ハイビュス「もちろん思っていませんし私も本気ではありませんよ。」

ニュラン「ではそろそろ本気で行くとしようか」


ぷしゅうううううううううううううううううううううう


ハイビュス「魔王ニュランの真の姿を見れるとは光栄です。」

ニュラン「それは結構。真の姿を見た瞬間から貴様の負けは決まっているんだよ」

ハイビュス「ほほう。高速移動ですか。まあ魔王が高速移動を使えなくてどうなんだって話ですが。これは高速移動よりも超高速移動よりも早い移動ですね」

ニュラン「さすがだな。貴様も俺がどこにいるかわかっていないだろう。後ろだよ」

ハイビュス「後ろ?」

ニュラン「残念前だ!」


ボン!!!!!!!!!!!!


ニュラン「これを食らって生きているものはいないだろう。」

ハイビュス「あら。そうとも限りませんよ?」

ニュラン「なっ!」

ハイビュス「ではこちらの番ですね。破壊術、ニデア」


どかーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハイビュス「くっ」

ニュラン「ぐはっ、」

ハイビュス「耐えますか。さすが魔王ニュランですね。ただし、これで終わりです」

爆術、ハイメア

ニュラン「ハイメアを殺したときに使った術か。」

ハイビュス「正解です。ではあなたは終わりですね。さようなら。魂の復活を心から願ってますよ。ふふ。」


ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ハイビュス「魔王とは言えど弱いですね。私を楽しませるものはいないのでしょうか」







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