EP13 侵略
ルアたちがサーク王国で楽しんでいる中、ヒメココ大陸へ侵略している竜がいた 爆炎竜マズファティアである
傭兵「た、大変です!我々の大陸が得体のしれない炎を吹く竜によって襲われています!」
クルズ「それは神龍なのか」
傭兵「わかりません」
クルズ「ヴァルノモーアが大陸から離れたと知っておぬしらの大陸を襲ったのか」
アムラ「それは爆炎竜じゃないかしら」
ヒカーラ「爆炎竜?」
アムラ「あら?知らないの?リトルドラゴンから炎の儀式を行って進化する竜がもう一段階進化した上位竜族よ」
ヴァルノ「大陸が襲われているだと?」
ニシタリト「ヴァルノの大陸が襲われたと聞いたら助けに行くしかなかろう」
クルズ「ニシタリト様!」
ヴァルノ「わしは飛べんから頼んだぞニシタリト」
ニシタリト「わかっとるわい。2日あれば大陸につくが。」
アムラ「今世の中にいる爆炎竜は2頭。 ハルマ火山にいるエフィアと炎の都のシラだけだったと思うけど。その2頭とも動物大陸とヒメココ大陸を襲う動機がないわ。つまり...新たなる爆炎竜かしら。そう考えるとリトルドラゴンから2段階進化した可能性が高いわね。リトルドラゴンを操っていてそして大陸を襲う動機もある国は一つだけしかないわね」
魔国ハイブリス 魔王ハイビュスが支配するミーナル大陸一の魔国である。世界で一番質の悪い国と言われている。2代魔王の
ハイビュス「爆炎竜マズファティアよ。この大陸を焼き尽くせ!」
きゅおおおおおおんんんんん
ハイビュス「なんだ?」
ヴァルト「わが兄の大陸を荒らすことは許さん!」
ハイビュス「くそ。地神龍か。退散だ。」
ヴァルト「待てい!!」
ハイビュス「マズファティア!火を噴け」
ぐうぉおおおおおおおおおおおお
ヴァルト「くそ。逃がしたか」
2日後
ニシタリト「竜がいないと思えば主が片づけたのかヴァルト」
ヴァルト「ニシタリトではないか。たまたま通りかかっただけだ。兄の大陸が襲われていたら守るのが常識というものであろう」
ニシタリト「ただ貴様もヴァルノには会いたくなかろう。すぐ帰るといい。ヴァルトが戻ってくるまで10日はかかるであろう」
ヴァルト「いわれなくてもそうするつもりだ。」
ニシタリト「ではなぜ二日もここにいたのだ。」
ヴァルト「なっ」
ニシタリト「まあいい。早めに帰ることだな」
10日後
軍が返ってきた。サーク王国の兵士も同行し、100隻の船がゴエモン国に入国した
クルズ「神秘的な場所ですな。魔力があふれている。」
きゅをおおおおおおん
ルア「なんだ?」
クルズ「おおお!これは素晴らしい。ここに来た瞬間魔物が進化し始めました」
ヒカーラ「ここは魔物はいず、魔法使いも少ないので使う魔力の量が少ないのではないのか?」
ルア「たぶんそうだと思うね」
ミーシャ「ここに来ただけで進化ということは...魔石の洞窟に魔物を連れて行くともっと進化するのでは?」
エイダン「それはあり得るな。行ってみるとするか」
3日後
アイサル王国 魔石の洞窟
きゅおおおおおおおおんんんん
クルズ「ううぉおこれは素晴らしいです。魔物が一気に進化しています。」
ミーシャ「この魔石は魔法使いの装備のために使います。しかし魔法使いが少ないのであまりとられていないのです」
クルズ「では我々に売っていただけないでしょうか。この魔石は素晴らしい魔力を発しているので素晴らしい装備が作れると思います。その装備を売っていただければ我々の戦力は上がりますし、こちらはたくさんの魔法使いもいます。そして魔力を使う剣術などのスキルを使えるものもいます。この魔石は本当に素晴らしい。」
ルア(素晴らしいが口癖なのかな?)
ミーシャ「それはいい案かもしれません。魔石山はこの国の半分を占めていて。それで装備を作り、買っていただけるのであれば勿論こちらも製造いたしますわ」
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