EP5 DCBM世界大戦①

 ヒメココ国

 ルア「さて、獣王国は3国のうち、どこに攻めるか。」

 傭兵「王よ!エイダン王から報告が!!鳥類が到着したとのことです」

 ルア「鳥類だけ?」

 傭兵「そうだそうです!」

 ルア「なら待機。」


 アイサル王国

 傭兵「王よ!船が10隻確認されましたが。」

 アイザック「10隻!?」

 傭兵「そして彼らは獣族の船ではありませんが…」

 アイザック「なんじゃと?


 タシーキ王国

 エイダン「鳥族だけ来たのか?」

 傭兵「そしてアイサル王国には船が10隻来ているそうです。」

 エイダン「うむ。」

 傭兵「どうしましょう?」

 エイダン「目の前の敵に集中しろ!!我々は今日こそ鳥族に勝つぞ!!!」


 獣王国

 ハイメア「どうして魚人族は攻めていないんだ!!」

 ベード「彼女らは私たちを裏切った。」

 ハイメア「くそ!魚人族がいないと大幅に戦力が落ちる」

 フフフ。落ちたりなんかしないわ

 ハイメア「レイラ!! どうして魚人族は攻めていないんだ?」

 レイラ「大丈夫よ。心配しないで。戦力は十分よ」

 ハイメア「どういうことだ?」

 レイラ「そのうちわかるわ。でも、まずはあなたたちも攻めないとね」

 ハイメア「船を出すぞ!ヒメココ国へ!!!」


 レイラ「さて。彼らが来るわ。」


 西の大陸の6王国兵はすでにバーダーを占領していた。

 ヒカーラ「獣王ハイメアへ連絡はいってないのか」

 アミリス「魔力感知の結果では魔法電話の通話はここ2時間していませんわ」

 ヒカーラ「なるほど。では、分かれて攻撃するぞ!」

 ロイチ「分かれて攻撃するならば我々はモンクに進軍しよう」

 キラ「私たちとモア兵はシカラ*に攻めるわ」

 ヒカーラ「では我々は獣王国首都に攻めよう」


 ヒメココ国

 ルア「お?来たんだね?

 傭兵「王よ!魚人族の気配はありませんが、船が約50000隻、約300万匹が向かってきています。」

 ルア「魚人族がいないのが少し不思議だけど。そういえばタシーキに攻めた鳥族の数は?」

 傭兵「訳1億5000万匹だそうです」

 ルア「なるほど。これは多分全部の兵を使ってるね。ま、5万隻もの船が来ているのか。とりあえず今のうちにできるだけ船を壊して!」

 傭兵「はっ!」


DCBMヒメココ戦は夜まで続いた。獣族は上陸し、戦争は夜まで続いた


傭兵「っく...ルア王...我々は今、負けています...どういたしましょう」

ルア「そんなこと言ってないで。みんな戦ってるじゃないか。」

傭兵「し、しかし...圧倒的な数の差が…」


夜が明けようとしていた ヒメココ国は壊滅的状況であった。

ルア「くそ。たかが300万の兵に負けるとは...」

ハイメア「見つけたよ?ルア王よ」

ビュン!!!

ルア「あっぶないなあ?当たったらどうするんだよー」

ハイメア「あてるつもりでやったんだが。 しかもこの国は壊滅的状況。打開策はもうないだろう。」

ルア「まあでも、この国が滅びるのは想定内なんだけどね」

ハイメア「ほほう、想定内、と?」

ルア「とりあえず作戦は...今、君を殺さないと進まないからパパっと終わらすね」

シュン!!

ハイメア(消えたのか!?いや。高速移動をしているだけだ)

    「なかなかだなルアよ。その速さは我にも無理だな」

ルア「どうも。でもこの速さは最初で最後に見ることになるんじゃないのかな?」

ハイメア「な... ぐはぁ」

ルア「さてそろそろかな? 海を見てごらん。彼らが来たよ。」




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