あの夏の日にまた会おう

青いバック

第1話


「そろそろ、暗くなってきたね」

そう言いながらブランコを漕ぐ君

「うん、そうだね」

公園の街灯が、僕達を照らしてる。


「君に会えるのもまた1年後になっちゃうね」

「大丈夫だよ、1年耐えたらまた会えるよ」


君には影がない。

夏のこの日にしか会えない


「まるで彦星たちみたいだね」


「僕らはちゃんとするべきことはしてるだ

ろ」


「はは、そうだね。でも悲しいね〜1年待たないと君に会えないって。」



「1年会えないのは辛いけど、会った時その分喜べるから我慢できる」


「強いね君は私はそうはいかないよ」


僕は強くなんかない、この言葉も偽りの虚勢の言葉だ

「ん、君いま僕は強くなんかないって思ったでしょ?そういうこと思わないの!もう顔に全部出てるよ」

「顔に出てた?ポーカーフェイスは得意な方なんだけどね。」


「はは、やっぱり面白いね君」

「あ、日が暮れるもう行かなきゃ、バイバイまた一年後」

「うんまた一年後」 


そう言って2人の影は消えた。

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あの夏の日にまた会おう 青いバック @aoibakku

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