2章 第二の戦士プテナ登場! Aパート
ナーウィ王国、フィール大陸の西にある王国、王族の学校がある為、人々から学園王国と、言われている、僕とお師匠様はその王国の城に用があるのだ。
「よし、ついたぞ!」
「そうですね、お師匠様!」
そして今僕達は、ナーウィ城の前まで来ていた。
「レト…お前はここに来るのは、久しぶりだな」
「そ、そうです、ね」
しかし、なぜか、レトは緊張した様子で言った。
「レト、久しぶりに彼女にお会いできるからて、緊張しすぎだろ」
ウィナールはからかいの笑みを浮かべ、ながら言った、すると、レトは、顔を真っ赤にしながら、手を振った。
「ち、違いますよ、僕は彼女に、特別な感情はないですよー」
「またまた〜、本当は、惚れてるくせに〜」
「もう!怒りますよ、お師匠様!」
「ハハハ…わるいわるい、堪忍なー」
ウィナールは、半泣きの、レトに、謝った。
「さて、行きますか」
「そ、そうですね、お師匠様」
そう言うと、レト達は、ナーウィ城の門前まで、向かった。
その頃、バクーナ一味はと言うと、
「何⁉︎私達に対抗する為の鎧だと⁉︎」
サンドマウスを倒した、魔法恐竜の鎧に、動揺していた。
「おのれ、忌々しき、伝説の魔道士の子孫め〜私達が7万年も封印している間にそんな物を作っていたのか〜」
バクーナは、怒りの顔で、杖をドンドンと、床に打ち付けていた。
「バクーナ様ー、落ち着いてください!そんなに怒ると、また血圧が上がりますよー」
「馬鹿!バクーナ様が気にしている事言うなよ、バクーナ様は高血圧を気にしてらっしゃるだから」
「余計なことを言うなー」
バクーナはサンダーを放ち、ワカーメンとゴーブンを気絶させた、すると、ベグがバクーナの部屋に入ってきた。
「ん?どうした、ベグ」
「バクーナ様!新しい爆獣が出来ました、さぁ来い!」
ベグが、呼ぶと、頭が3個あるダンゴみたいな、爆獣が、入ってきた。
「なんだ、この爆獣は?」
バクーナが聞くと、ベグは自慢げに答えた。
「こいつは、トーテンポームの爆獣!トーテムンです!」
ベグは、自慢げに言うと、更に説明を続けた。
「こいつは、私のコレクションの中でも、一番ガラクタだと、思っていた、トーテンポームから作りました、しかし、このトーテムンは、頭が3つあるのでとても、独特の攻撃を得意としている爆獣で、ございます」
「おぉ、そいつは、すごい!」
バクーナはトーテムンを見て、感心した、そして、気絶している、ワカーメン達を起こすと、3人に、命令した!
「ワカーメン!ゴーブン!そして、トーテムンよ!私の杖の情報によると、あの伝説の魔道士の子孫は、ナーウィ城と言う、城にいるらしい!おそらく、あの鎧の騎士のやつも、いるだろう!ワカーメン、ゴーブン!トーテムンを使って、魔道士の子孫と、鎧の騎士を倒して来い!」
「「はい!バクーナ様‼︎」」
「トーテーム」
ワカーメン達は、返事をした。
「では、行くぞ、テレポート!」
バクーナはワカーメン達をナーウィ城に向けて、テレポートしたのであった。
一方その頃、レト達は言うと、ナーウィ城の兵士に連れられ、玉座の間まで、来ていた。
その兵士は、大きな扉をノックした。
「国王陛下!お客様を連れてきました!」
「入れ」
兵士が扉を開ける、僕とお師匠様はその後に続いて、部屋に入った。
「ご苦労だった、下がって良いぞ」
「わかりました」
兵士は国王に、礼をすると、部屋から出て行った。
「久しぶりだな、我が親友のウィナールよ!」
「そうだな、ログル!そうだ、今日は私の弟子も一緒だぞ!レト、緊張してないで来なさい」
お師匠様に言われ、僕は、ログル様の前までやって来た。
「え、と、お久しぶりです、ログル様!」
「久しぶりだな、レト君!前会ったのは、5年前か、」
「え、ええ…そ、そうですね…」
僕は、恥ずかしさの入った緊張をしながら、ログル様と、話していた。
「レト君〜久しぶりに会ったから緊張してるな〜、身長と一緒で、5年前と、変わらないなー」
「ログル様、それは言わないでください、僕気にしてるんですよ…」
僕は半泣きになりながら、言った、すると、突然、扉がノックする音が聞こえてきた。
「おや、兵士から聞いたのか、入っていいぞ!」
ログルが言うと、扉が開いて、1人のロングヘアーの女の子が、小走りで、こっちに向かって来たかと、思うと、僕に抱きついて来た。
「レト〜久しぶり〜元気だった」
「うわ⁉︎ロ、ローナ姫⁉︎は、はい、僕は元気ですけど」
僕はいきなり、抱きついて来た女性に、びっくりした。
「ローナ、いきなり、抱きつくんじゃない」
「ごめんなさい、お父様」
ログル様は、ローナ姫をちょっと叱っていた、その後、しゅんとした顔の、ローナ姫は、すぐに明るい顔に戻って、僕に凄い勢いで、しゃべりだした。
「レト!相変わらず、魔法の稽古つけてもらってるね、ちょっとは上達した?だって初めて会った時は、ろくに魔法が使えなかったから、それに、レトは、泣き虫で、身長も、私より、小さいから…」
「あの、ローナ姫?一つずつ話してくれませんか?あと、サラッと傷つく事、言わないでくださいよ…」
「あ、ごめん、ごめん、気にしてたのよね」
ローナ姫はそう言うと、僕の頭を撫でた。
「もう、やめてくださいよ、ローナ姫…僕は、もう子どもじゃないですか」
「うーん、そうだなー、じゃあ今日から私のことをローナて、呼んでくれたら、やめて、あげる、いいでしょ、泣き虫レト君」
ローナ姫は、意地悪な顔をしながら、言ってきた。
「うぅ、ぐす、わ、分かったよ、ローナ」
僕は、半泣きになりながら、ローナの名前を呼んだ、すること、ローナは、よく言えました。みたいな、顔をして、僕の頭から、手を離した、かと、思うと、今度は腕を掴んできた。
「レト!今日は、思う存分付き合ってもらうわよ!」
「え、ちょ、ちょっと、ローナ⁉︎僕達は、用が、あって、ねぇ、お師匠様、て、お師匠様⁉︎シカトしないでくださいよ、て、わー⁉︎」
僕は、ほぼ、泣きそうになりながら、ローナに連れ去られていった。
扉が閉まると、ログルは、ため息を吐きながら、玉座から、立った。
「ウィナール!レト君の言葉が正しかったら、なんか用があるんだろ!」
「ああ、そうだな、ログル」
ウィナールは、言うと、ログルは、ウィナールの右肩に、手を置くと、耳元で、つぶやいた。
「まぁ、ここで、話すのもなんだ、いつも、お前と、一緒に、酒を飲んでる部屋で話を聞こうか!」
「ああ、そうだな」
そう言うと、ログルは、ウィナールの右肩に腕をかけ、玉座の間から、出て行った。
「あ、ちなみに、ウィナール!娘は、渡さんぞ!」
「分かってるよ!(まったく、素直じゃないんだから)」
その頃僕とローナは、城の庭にある、大きな木の下で、たわいもない、話しをしていた。
「へー、そうだったの、魔法に関しては、簡単な武器強化魔法までだったら使えるようになったのね!」
「まぁ、そうですね…」
「でも、ちょっと安心したわ、レトて、私と、初めて会った時は魔法がろくに使えなかったんだから、成長したのね、レト!」
そう言うと、ローナは、僕の頭を優しく撫でた。えっ?今どう言う状況だって?ローナの膝の上に、強制的に乗らされて、後ろから、抱っこされてる状態だよ…
「あのーローナ?一つ聞きたいだけど、僕もう子どもじゃないから、膝の上に乗らすのは、流石に、もう辞めて…」
僕はローナに、お願いしたが、ローナは意地悪な、笑みを浮かべて、僕をきつく抱きしめた。
「ぐぇぇ、ロ、ローナやめて、く、苦しいから、きつく抱きしめないで」
しかし、ローナは、意地悪な、笑みを浮かべながら、さらに、僕をきつく抱きしめたかと思うと、僕の頭を優しく撫でた。
「ふふ、レトは、本当にかわいいわ、初めて会った時から、ずっとね」
「そ、そうですか?」
僕は、照れながら、答えた。
「うん、そうね、…ねぇ、レト」
「ローナ?どうしたんだ?」
急に、ローナが、いつに無い思い詰めた、表情で、話しかけてきた。
「レトが、昔私と、一緒に、遊んだ時、あなたが言った言葉覚えてる?」
「はい、もちろん覚えてますが?」
あの時言った言葉は、16になっても未だに覚えている、あれは、5年前の事、僕がローナに、いつか、ローナを、守れるような、魔道士になる!
僕は、ローナに、そう言ったんだ!でもローナは、くすくす、と笑っていたのを僕は覚えてるんだ。
「覚えてたのね、ねぇ、レト私も…」
ローナが、思い詰めたように、話そうと、すると、突然、何者かの、襲撃を、受けた。
「きゃあ⁉︎」
「ローナ!」
突然、僕達に、向かって、3色の光線が襲い掛かった!その光線は、僕とローナの前で爆発し、砂煙をたてた!
「ごほぉ、げほぉ、ロ、ローナ…大、大丈夫か?」
「けほ、けほ、えぇ、私は大丈夫よ、レトは?」
「はい、なんとか、大丈夫です」
よかった、僕が安堵した、その時聞いた事のある、笑い声が聞こえてきた。
「この、笑い声は!まさか」
「フフフ、そのまさかだよ」
振り向くと、そこには、ゴーブンとワカーメンと新しい爆獣が、僕達の前に立っていた。
「な、何あれ」
ローナは、怯えながら、僕に聞いた。
「あれは、ワカーメンとゴーブン、バクーナの部下だ!」
僕の言葉に、ローナは、驚きを隠せない表情だ。
「レトどう言うこと⁉︎バクーナは、確か7万年前に、封印されたはずよ」
「はい、そうなんですが…何者かが封印を解いてしまったらしいんです」
「な、なんてことなの…」
ローナは、あまりの衝撃に、立ちすくんでると、ワカーメンが、きみの悪い笑い声を上げながら、僕達に指を挿した。
「ハハハ、説明ありがとう、しかし、君達おあついねぇ、付き合ってるの?」
「な、急に何を⁉︎僕とローナは、親友なんだ」
僕は頬を真っ赤にしながら、ローナの手を握った、すると、ゴーブンは、バカにしたような、笑い声を上げた。
「ハハハ、ワカーメン!あいつ赤くなってんだな、赤くなってんだな」
「あぁ、そうだな」
「なぁ、ゴーブン」
「何だ?」
「あいつ、腹立つから、殺していいか?」
「構わないよ!」
「そうか…トーテムン!あの、2人を、地獄へ送ってやれー」
「トーテムン‼︎」
ワカーメンの命令を聞いたトーテムンは、僕達に襲いかかってきた。
「きゃあ⁉︎」
「ローナ!く、ファイアー!」
僕は、トーテムンとか言う爆獣に、ファイアーの魔法を喰らわせだが、あまり効かなかったが、なんとか、足止めには、なった。
「ローナ、大丈夫か」
僕はローナに聞くと、ローナは、少し焦った表情で答えた。
「えぇ、、大丈夫よ…レトは?」
「こっちも、大丈夫です!」
「よかった、でも、どうしましょう…爆獣なんて、どう対処していいか、わからないわ、ウィナール様を待つしか無いのかしら…」
ローナは、不安顔で、言うと、僕は、ローナの肩に、手を置いた。
「大丈夫です!僕があの爆獣を倒しますから!」
「え?」
ローナは、キョトンとしていた僕はローナに、大丈夫ですよと声をかけると、トーテムンの前に立った。
「おい!爆獣!」
「トーテーム?」
「僕が相手だ!」
僕が、そう言うと、ワカーメン達は、笑い転げた。
「ハハハ、お前みたいなチビに、何が、できる!」
「それは、やってみないと、わかんないぜ」
そう言うと、僕は、ダイノストーンとストーンブレスを取り出すと、ストーンブレスに、ダイノストーンをはめ、叫んだ。
「ダイノマジック!」
すると、僕の身体は、光だし、僕の身体に、ティラノサウルスを、催した、鎧が、装着した。
「あ、あれは何?」
「お前は、まさか」
「そのまさかさ!」
そう言うと、僕はポーズをとり名を名乗った。
「魔法恐竜騎士ティラノただ今参上!」
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