対人ストレスを減らす思考『人は平等ではない』

 とある番組で一般審査員は一人一票、専門家は一人十票で評価し優勝を決めると言う物があった。

「そこは平等に一人一票で決めるべきだろ」

そう思わなくもない。が、専門的な知識がある人の評価や発言が重宝されるのは当然の事である。

 だが、日常生活でそれができている人はかなり少ない。あの人はこう言っていた。この人はこう言っていた。多数決なら一対一だが人生においては二人の人柄などで票の重さは変わる。

 例えばだが医者一人が

「これは健康に良い」

と言っている事を一人の中卒ニートが

「それは違うぞ」

と主張しても大抵の人はそれを相手にもしない。

 だが日常生活では、偉い人の意見とそこらへんの人の意見が同等に扱われることがある。そして悩むのである。

 もし君が二つの意見の狭間で揺れているのなら、どちらが尊敬できる人かで決めるのも良いかもしれない。少なくとも全ての意見を同じ重さで受け止めるのは馬鹿げている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る