第184話 明智光秀と竹中半兵衛
死んだと思ってた斎藤道三が、佐助に助けられて清洲城にいた。帰蝶と同腹の息子である利治も一緒だ。
その後、道三に味方した明智城主・明智光安、妻木城主・妻木広忠、大御堂城主・竹中重元も、義龍に城を攻略されて殺されるところを佐助が助けて家臣にした。
家臣にしたのは下記の武将だ。
斎藤道三62歳・蛇の獣人。
道三の子、利治15歳・蛇の獣人。
明智光安56歳・三つ目族
光安の子、秀満20歳・三つ目族
光安の甥、光秀28歳・三つ目族
妻木広忠42歳・三つ目族
竹中重元57歳・
重元の子、半兵衛12歳・
重元の子、
なんと明智光秀と竹中半兵衛がいた。って言うかご都合主義ですなぁ。
三つ目族は頭が坊主で額に第三の目があるタイプ。普段は第三の目が閉じているので、人間と変わらない。ハゲだけどね。
まあ、史実でも信長が明智光秀を「きんか頭」と罵ったらしいので禿げだったのかも知れない。
ところで、帰蝶の母「小見の方」も三つ目族だったらしいので、帰蝶と利治は蛇獣人と三つ目族のハーフなんだな。帰蝶は父親の遺伝が濃いのかハゲて無くて良かったよ!
利治はハゲてはいないけど、額の真ん中に第三の目がある。
白澤ハーフは
人型で殆ど人間と変わらないが、三つ目族と同じく額の真ん中に目があり、通常時は額の目は閉じている。服を来ているので見えないけど左右の脇腹にも目が三つあるんだって。他に人間と違うのは額の両側に短い角がある。
ハゲてはいない。←ここ大事。竹中重元は白いアゴヒゲがあるが、半兵衛と重矩にアゴヒゲない。全体的に三人とも痩せ型だ。
利治と半兵衛、重矩は年齢的に当面は小姓だな。
竹中重元が興味深い話をしていた。
義龍は急に別人の様になって、怪しいと思って距離をとっていたら、家臣達も目付きが変わった様になって違和感を感じていたとの事。
隠居中の道三に相談したが信じて貰えず。暫く城に行くのを控えていたら合戦になった。
明らかに義龍と家臣達の行動がおかしかったので、道三に味方する事にした。
これは、背後に悪魔の存在を感じるなぁ。
「ところで、道三って大蛇になれるんだろう。大蛇になっても義龍に負けたのか?」
と道三に聞く。
「あぁ、義龍の野郎は竜になりやがった。大蛇の義龍が竜になるなんて考えられん。確かに龍の様に強くなって欲しいと思って義龍って名前にしたが、俺の血筋は蛇だトカゲじゃない!」
道三は酒精の強い焼酎を飲みながら話す。
うはぁ、息が酒くせぇ………。この酔っぱらいオヤジがぁ!
「益々怪しいな」
俺は帰蝶を見る。
「そうね。悪魔関係の案件かもね………」
帰蝶は顔を伏せた。
因みに竜は西洋風のドラゴンだ。蝙蝠の様な羽があるトカゲの大きいヤツ。恐竜タイプもいる。
龍は東洋の龍で、中国の「龍に九似あり」の言葉にある様に「角は鹿、頭は駱駝に、目は鬼、首は蛇、腹は蜃、鱗は鯉、爪は鷹、手の平は虎、耳は牛」に似ているってヤツだ。
他に中国では龍を表す定義として、「三停説」というのもあって、龍は首から腕の付け根、腕の付け根から腰、腰から尾までの三つの部分の長さがそれぞれ等しく、これは、天上、海中、地底の三界に通じるとされるらしい。
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