誰も知らない

「うちのゼミにさ、カタバミリンドーっていう見た目と声はイイんだけど、性格が根暗なヤツがいてさぁ、普段無口なんだけど酒が入ったら結構喋るんだよね、そんで大体ペット自慢してくんの。小食で体力ないくせに好奇心旺盛でちょっと目を離すとゲージからでよう困るけど可愛いって、籠で飼ってるんだから鳥なんだろうなって、あの鬱っぽい強面でカナリヤか文鳥あたりを溺愛してるんだからウケるよねってたまに合コンでいいネタになるんだよねぇ」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

深淵の坩堝(6/16更新) 狂言巡 @k-meguri

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

App Storeからカクヨムアプリをダウンロード

Google Playでカクヨムアプリを手に入れよう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ