魔法・魔女一覧
(注・後続作品のネタバレも含みます)
不老に近い存在らしく、年齢や生まれた順による序列は殆ど意味がない。
魔女の創造主は元素の魔女(火の魔女・水の魔女・土の魔女・風の魔女)を作ろうとしたのだが、それは叶わなかった。そして重力制御の魔女も作り出せなかった。
【魔法】
魔女の創造主は元素の魔女(火の魔女・水の魔女・土の魔女・風の魔女)は作れなかったが、元素に類する術は作り出せている。
例を上げると火球の術は、砂の操術で砂同士を高速で擦過させて摩擦熱を起こしてそれを火炎まで昇華させる術である。つまり火球の具現には砂が触媒として必要になるのだが、完成した火球を相手に射出しなければ攻撃呪文として成り立たないので、相手に対して効果を及ぼす呪文のほぼ全てには、対象に届かせる為に雷と磁力の合成魔法――電磁誘導の魔法が何らかの形で関与していると思われる。
魔法というものは世界を歪ませる力に他ならないが、それ以上に歪んだ力である機械神をこの世から消すには多少の歪曲は仕方なしと、意思を持ちし自動人形達も拡散は黙認している。
しかし世の断りを前に進めるには好ましくない力であるのも認めているので、この魔法という力を世界から消去する方法も準備している筈である。
【魔術師】
呪文の詠唱により聖黒片より力を引き出して魔法を具現化させる才を持つ者。
修練を積めば誰でも魔法が使える筈だが、魔術師になれる(名乗れる)のはやはり才能や習熟方法に左右されるらしい。
【
魔女以外の者でもこれと呪文の詠唱(種類によっては触媒も必要)により、精神力の消費により魔法が使用できる。
黒ノ欠片はほぼ無限に力を及ぼすが、こちらは有限であり作られたものでも引き出せる力や耐久力に差がある。
【精神力】
精神とは脳の働きであり、人間は脳を動かすのに心臓の力の二割半を使用している。
精神力を使うとは体力の消費であり、消耗が心臓の動きの
【
黒孔生命体が
【
羊皮紙に特殊なインク(恐らく血液の類いと聖黒片の粉末を混ぜたものであろうが詳細は証されていない)で術式を記述、その呪文名を唱うことによって誰でも呪文詠唱を可能とする
そう、誰でもである。
巻物ひとつにつき一回の効果しかないが、魔術の心得が無い者でも魔法が使えるのはとてつもないことである。砂が触媒として必要な火球の呪文などは、羊皮紙に砂も塗り込んである。
普通は低位の呪文の巻物しか出回ってはいない。
【解析機関と自動人形】
もっとも魔法を効率的に詠唱できるのは、解析機関と自動人形である。機械による正確無比な呪文詠唱は、熟練の魔術師の詠唱を凌駕する。
魔女の創造主も解析機関であれば全ての魔法を完璧に具現化できるのは立証済であったが、移動も困難な機械では意味がないとして、人間一人に一つの魔法を持たせて魔女を作り出すことになる。
自動人形も解析機関と同程度には魔法を扱えるが、機械仕掛けの彼女たちは何れは機械神と共に表舞台から消えていく存在であり、呪文が詠唱できることすら隠されている場合が多い。
――◇ ◇ ◇――
【魔女】
魔女とは、体内に擬似火電粒子を内包し、それを糧として呪文の詠唱という術式で変換し、魔女一人一人に持たされた魔法を具現化させる力を持つ者。
擬似火電粒子を生物の体内で安定化させる技術は黒ノ欠片の解析によりもたらされたもの(ともすれば魔女の体内には黒ノ欠片の破片が埋め込まれている可能性がある)。
他の魔女が自分に持たされた魔法を魔導書として執筆し、それを読み習得することにより自分以外の魔女の魔法も発動できるが、やはり威力は落ちる様である。
【魔女一覧】
魔女の創造主が残した論文を元に【主悦】がまとめたものを【書記】に渡し、魔女個人の生態や与えられた魔法は一つの書に書き加えられている。
一応下記の一覧は誕生順となってはいるが、魔女の創造主も記憶を触媒とした術式の実験を行っていたらしいので、これが本当に正しい順番であるのかは確かめようが無い。
また、その総数も不明である。
鉄の魔女
氷の魔女
霧の魔女
・
砂の魔女
地震の魔女
・
眠りの魔女
・
・
・
・
磁力の魔女(フィーア)
雷の魔女(アリシア)
解呪の魔女
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