異国の王女、そして異世界の勇者、御伽のような話でちょい憧れ、、

　【ネタバレあり】
　出会い方は主人公にとって、特に何も印象がなかったはずなのに、王女様らしさ皆無の行動っぷりに思わず尊敬する部分がありました。例え、叶わぬ恋だとしても、粘り強く可能性を得て、場所も定かではない中、運命な出会いしか言いようがありませんw
　そして、まさかの娘さんとヒロインも主人公と同等の力を持つのはあまりないので、この作品の中で稀だなぁと感じさせました。
　序盤から中盤以降は、のんびりを混ぜりつつ、戦闘シーンと五分五分だったので、よくバランスが取れていると思います。登場人物もどれも一個性を秘めていて、多くの名前が出されていても、どれの登場人物かすぐわかります。
　ですが、終盤以降はどこか焦燥感を漂わせます。いわゆる、ストーリーの進みが早く、中盤のストーリーを2倍加速させたような感じです。それでも、次々起こる展開に目が離せなかったのも事実ですので、なんとも言えませんw
　PS:二人目の子供の髪を金髪じゃなくて、黒にして欲しかったという欲がある