第10話 とある部屋へと
私も笑顔でラーニー王子を見つめる。私とラーニー王子は城の廊下を歩いている。私はさびしがり屋のラーニー王子にキュンキュンしている。うふふ、ラーニー王子っていいなあ。
「ポピー、ちょっとついてきて?」ラーニー王子はまぶしいニコニコ笑顔でそう言った。
ん? なんだろう? 私はラーニー王子のあとを追って城の廊下を歩いている。それにしても、何回来てもここは広い城だなぁ。そして、とある部屋へと。私は中を見てみる。何もない。私は、ん? と思ったところで、バタンと部屋のドアを閉められた。え? ラーニー王子? ちょ、ちょっと? この部屋はなんなの?
続く
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