クライマックス(62,63話あとがき)

◆クライマックス


「放課後のタルトタタン~穢れた処女と偽りの神様~」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054954440294


 とうとう佳境です。ついにここまで来ましたね。


 昼の更新を忘れてたので、手短にいきましょう。


 ランキングは122位から107位と推移しています。



◆62話「イントゥ・ザ・ホワイト」


 何らかの思惑を胸に、知佳が帰郷します。


 この展開の前フリとして冨士野や母のくだりを入れたのでした。


 そして自転車大活躍。


 雪を降らせたのはやっぱり六花のイメージもありましたし、ちょっと非現実的な雰囲気がほしかったからでもあります。そしてそこから雪の中、自転車を漕がせればよりドラマチックだぞと思い付いたのです。


 葛城の再登場もどうやってセッティングしたものか悩んだんですが、思ったよりは自然にできました。演出上の役割も与えられましたしね。



◆63話「竹の揺り籠」


 夢の舞台である神社/竹林へとたどり着きます。


 夢路の過去も詳らかにされ、さてこの状況に希望はあるのかといったところです。


 なお、ここで語られる夢路の心情は実理の補完だったりします。いずれも愛する相手のために死んでいるわけですね。実理は死人に口なし状態ですが、夢路という特殊な立場から自己犠牲の選択に疑問を投げかけています。


 ここに来て年長者らしい助言ですが、さてそれを受けて知佳は何を目論んでいるのでしょうか。

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