一息(51,52話あとがき)
◆一息
「放課後のタルトタタン~穢れた処女と偽りの神様~」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054954440294
第三部も残すところわずか。ハードな展開が続きましたが、ここで少し一息です。
最近また本が読みたいなあと思うようになって電子書籍のセールに合わせてまとめ買いしたりしています。
久しぶりに図書館も行きたいところですが、このご時世ですし、図書カードを更新してなかったのでネット予約もできないのですよね。1回行って更新してこないといけません。
というか、カードなくしたのでいま仮のカードなんですよね。ペラいやつ。見つからなかったらまたカード作ってもらえるんですけど、その間全然行ってなかったのでそのままという。
ランキングは218位から211位です。
◆51話「シュガー&スパイス」
雨降って地固まるですね。紆余曲折あったバレンタイン編ですが、ここでひとまず幕を下ろします。
前2話との温度差で、展開を飲み込ませようという作戦です。この流れでこんな優しくされたらそりゃあね、という。
ただ、ここで姿を見せないカナのことが気になるところです。なんで来ないのかはここでの蒼衣たちの台詞からなんとなくわかるかもしれません。ここで蒼衣たちができることができないのがカナというキャラクターなのだなと。
そして、最後に知佳が物語の根幹を揺るがす気付きを得ます。ここはあえて唐突に見えるよう描いていますね。
◆52話「這いつくばって慈悲を乞え」
タイトルはのロジャー・スミスのノワール小説『はいつくばって慈悲を乞え』から。
にしても、知佳はタフです。ここでの知佳は被害者の立場なんですが、許しや報復、責任の追求すら考えず、さらっと流してしまいます。
ここはあんまり肯定的にも描きたくなかったので、「真面目でも繊細でもない」と自嘲させています。
一方の五條はここで真面目な一面が出ちゃってます。そしてここでようやく学級委員ではなく友達だと明言しているのがミソです。
ぐいぐいくるわりにそこは妙に慎重だったんですよね。あるいはシャイなのか。
蒼衣が漏らすように放タルのキャラはみんなめんどくさいのですよ。
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