レムリア編(27,28話あとがき)

◆レムリア


「放課後のタルトタタン~穢れた処女と偽りの神様~」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054954440294


 レムリア編が終わり、第二部も折り返しといったところです。


 ランキングは247位から242位へじわじわ上昇中。



◆27話「心憑かれて」


 タイトルはマーガレット・ミラーの同名小説から。


 またなんとも言えない話です。真偽不明の胡散臭い話を前提に、関係者たちが切実なエモーションを語りはじめるという。


 知佳も読者もどう受け止めればいいかわからないでしょう。二部はその微妙に居心地悪い距離感みたいなのが出せればなあと。まあ半分くらいは茶番です。



◆28話「カフェ・ド・マンサーの憂鬱」


 瑞月というキャラクターのややこしさ、めんどくささを象徴するようなエピソードです。


 作中で言及があるように、瑞月という子は人見知りな上に柔軟性がなく、状況に応じてペルソナをまるごと取っ替えて別人にならないと対応できないわけです。これは2話時点でそうですね。


 カナと蒼衣のコンビ芸も冴え渡ってます。ヤクザとかクレーマーのやり口ですね。

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