脳内キャスト(9,10話あとがき)

◆脳内キャスト


「放課後のタルトタタン~穢れた処女と偽りの神様~」

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054954440294


 予想以上の反響をいただき感謝の極みです(期待していなかったとも言う)。謝謝!


 唐突ですが、いつかどこかで放タルの脳内CVを書いたのですが最近改めて考えてみるとこんな感じかなあと。


 知佳:市ノ瀬加那(主人公感と薄幸感)

 カナ:水瀬いのり(ちょっと鼻にかかった幼い感じ)

 蒼衣:上田麗奈(お茶目だったり繊細だったりなお姉さん声)

 夢路:伊藤美来(揺れのある声)

 五條:鬼頭明里(ちょっと落ち着きがある感)

 五條の幼馴染み:松岡禎丞(男の子代表感)

 冨士野:日笠陽子(ゆるい感じの大人の女性感)

 六花:佐倉綾音(ミステリアス)

 操緒:小野賢章(あ)

 おばさん:井上喜久子(17歳)

 葛城:花守ゆみり(ちょい低音で)

 小町:竹建彩奈(ちょっとうざい)



◆9話「平家星爆ぜた」


 ここに来て最長の文字数です。


 冒頭の新聞記事でも触れた、ベテルギウス爆発について改めて触れています。

 こういう大衆スピリチュアル文化みたいなの考えるのは楽しいですね。ギリギリ、ノストラダムスを通ってる世代だからでしょうか。


 りんご様の存在はファンタジーなんですが、現実にもこういう風にファンタジーを信じる人はいるんじゃない? という感じで現実と結びつけたかったのですよね。


 ちなみに、この設定を思いついた後、ベテルギウスが向こう10万年は爆発しないという研究されてひっくり返りそうになりました。


 地球との距離も実はちょくちょく計算され直されてるんですけど、ここでは最新のデータを採用しています(いまでも検索すると古い方の数字が出てきたりします)。


 ふじのんの飴は、今後の展開をある程度明文化するためのガジェットです。フラグってやつですね。知佳は誰と友達になるのでしょうか。



◆10話「フラッシュバック」


 ここから五條さん大活躍です。この子もいいキャラをしてるので、メインキャラを食ってる気がして心配でなりません。


 脇役ほど書き分けの都合で変なキャラ付けになって、キャラが立ってしまうのですよね。あまり掘り下げないので、シンプルな造形にできますし。


 男の子は五條のキャラを掘り下げる意味で出してます。彼はこの作品の男代表的な立ち位置です。なので、最後まで本名は出ません。ただの「男」です。


 一日を無事乗り切ったかと思いきや、というところでまさかのラストに持って行っています。1話で胃の内容物を描写していたのは、この展開の伏線だったのだ!

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