タイトルとか部門とか
※11/25改解
◆進捗の巨人2nd season
GYAO!で『進撃の巨人』2期を見返しつつ、進捗報告の時間です。
先週はとうとう10万字に到達したと報告しましたが、今回はどうでしょうか。
えー、どん。
13.5万字です。パチパチ。
またギアを上げてきましたね。予定通りの進行ではあるのですが、思った以上に文字数がかさんでいます。
物語進行的には第三部の前半が終わったところです。来週には第三部を、そしてカクコン開始までに第四部を書き上げて推敲に入りたいところです。
◆カッコカリ
そんなわけで順調といえば順調な「放課後のタルトタタン(仮)」です。
しかし、いつまで(仮)なんでしょうか。ガールフレンドじゃないんですから、いい加減外したいところです。
既にタイトル回収回を書いてしまったので、もうこれ以外考えづらいのですけどね。
少なくとも学園ものであることは伝わるタイトルだと思いますし。後はサブタイトルとキャッチコピーで情報を補完しようと思ってます。
それもなかなかむずかしいんですけどね。
どういう話かというのが端的にまとめづらいので。大袈裟でもいいのでキャッチーなフレーズがほしいところです。
いっそ居直って「予測不可能」とか「正解率1%!」と謳ってみましょうか。
◆部門遁甲
部門もまだ決めかねてます。
ホラーの要項には意外とマッチするんですけど、あんまりホラーっぽくないんですよね。
あの要項、力業な怖がらせ方がある程度できてる前提になっててるんですよね。その上で、エンタメとしてバランスが取れるよう呼びかけている感じです。
ある程度、間口の広いものが求められているというか。これは去年のどんでん返し部門もそうなんですが。
なので、恐怖シーンなんてほとんどないのに要項と一致してしまうなんてことが起こるわけです。
これが悩ましいとこで、たしかに放タルはホラーの要素もあり、特に序盤はそういう演出を意識しているのですが、それ以降はどちらかというとミステリ的な展開にシフトしていくのですね。
ホラーでもそういう構成の作品は多いのですけど、絶対途中途中で恐怖シーンを挟んでくるじゃないですか。数十ページごとに誰かしらが死ぬというノルマみたいなのがあるじゃないですか。
放タルはそういうホラー的なサービスがあんまりないので悩ましいところです。ジャンルは「ミステリー」ですし。
まあ、でもたとえば度々引き合いに出す『Another』がカクコンに参加するとしたら「ホラー部門」でかつ「ミステリー」な気はするのですけど。
そういう意味では「なし」ではないです。
キャラ文だと埋もれそうですしね。
キャラ主導の話でもないですし。
いちおうライトノベルのつもりではあるのですけど、キャラクターの個性で引っ張る話ではないんですよね。
ガールミーツガールというなら、掛け算のキャッチーさで勝負すべきなのでしょうけど、そこが主軸というわけでもないですし。
なんというか、放タルって展開に落ち着きがないんですよ。
何か目的が提示されてじっくりと取り組んでいく、という話ではないです。
前提が次から次へとひっくり返っていきますし、主人公も基本的に流されるままです。
もちろん、それはそういう前提でストーリーを組み立ててるんですよ。そのうえでおもしろくなるように四苦八苦してるわけです。
そもそもが自分探しの話なので、目的を探すのが目的みたいなとこがあります。
構成としてはミステリのそれっちゃそれなんですけど、主人公がまあ推理というものをしない。
わたしにとってミステリって、主人公が自分の運命を操る超存在、あるいは理解の及ばない不条理に直面して精神崩壊するというジャンルなんですけど、たぶん世間的にはそうじゃないんです。
エキセントリックな名探偵と常識人の助手がバディを組んで、トラブルシューティングしていくジャンル、という感じなんだろうなあと。
なのでミステリとして積極的に売り込むのもどうなんだろうと思ったりします。
思うのですが、こういう微妙な判断をうっちゃってとにかくキャッチーなフレーズを使える口実があるならなんでも使うというのが正しいやり口な気もします。
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