それでもやらざるを得ないセルフコントロールの話
◆エラーアンドエラー
てやんでえ、ばーろうめえ、やってられっかよ。
ということで、早すぎるカクコン体験記の更新です。
どういうことだよって話なんですが、実はこの連載、「PCRとグリーンハント」回からPV数が3分の1くらいに減りまして、ちょっと首をかしげてるところです。
更新感覚が空いたとはいえ、その前も同じくらい間が空いてるんですよね。
そっちは減ってないどころかその前よりPVが多いくらいなので、ホワイジャパニーズピーポーです。
いやまあ、そっちでちょっと書くのがしんどいという話をしたせいかもしれませんが。
だから、ネガティブなことは書きたくなかったんですが、何も書かないよりはいいかと思って公開したのは当該記事でも書いた通りです。悩ましいところですね。
◆いい意味でガツガツしないということ
重ね重ねになりますが、わたしはポジティブなことを書くのが苦手なのですよね。
この連載も、新しい記事を書いては「ネガティブすぎる」とボツにしていたりします。
自分ではそれなりに前向きなつもりですが、それは常に「課題の確認」という形を取るので、結果ネガティブな内容になってしまうというか。
まあ、それでも前進する兆しが見えればいいのですが、ご存じの通り怠惰で無能力なので単に「できないことの確認」に終わってしまうわけです。
怠惰で無能力なことを自覚した上でそれでも諦めず、気負いすぎず、創作に向き合っていく。
というのが基本スタンスなんですけど、それならせめてもうちょっと楽しそうにやらないとネガティブな印象が勝ってしまうのかなと。
いや、でもね。楽しくしようと思って楽しくできますかという話ですよ。
創作は基本、苦しいことばかりです。やりたくないことの方が多いです。
じゃあ、なんでやってるのかって話ですが、前も言ったように惰性が8割くらいですね。
むかしは書いてて楽しかった頃もありますから、もう一度その楽しさを味わいたいというのもあります。
なんにせよちょっと後ろ向きな話ではあるのですが、だからこそ変に気負わずやっていこうというところです。
何がなんでも書きたいんだ、とか、あの頃に戻りたい、ってなってくるとそれこそ見てられないと思いますし。
ですから、これも前に言ったように物事がいい方に転ぶよう、自分ができる範囲でいろんなことを試してみる、というのがさしあたっての方針です。
サイコロを投げるってやつですね。
いきなり小説を書くとかじゃなくて、こうしてエッセイの連載をしてみたり、創作について考える時間を増やすところからやってみようと。
そしたら、そのうちその気になるかもしれない、作業が進むかもしれない、という感じですね。
ゆるくやっていきます。
◆進捗とは三歩進んで二歩下がること
そんな感じでここ数年はやってるのですが、やっぱり長編は時間がかかりますね。
いちおう去年はけっこう進展があって、暫定的な全話あらすじを書いてたりします。
その前に全話解説も書いてるので、合わせたらそれこそ10万字くらい行きそうです。
イメージとしてはだいぶ固まってきてて、作品の根幹の部分で揺らぐことはないと思います。
テーマとかミステリ的な仕掛けとか、そういう部分ですね。
あとはキャラクターや演出などの可塑性が残ってる部分でいかにキャッチーなものにしていくかってところです。
そこで重要になってくるのがやはり導入部で、ここはまだ悩んでる部分ですね。
去年の秋くらいから導入を何度も書き直してるんですが、全部ボツにしてます。
具体的に言うと冒頭15000字くらいの部分で、ここはたぶん100とか200くらい案を出してて、いまのところどれも不採用になってるのですが、そろそろまた新しい案で1回書いてみようかなと。
そこでしっくり来れば、あとの流れはほとんど決まってるわけですから、勢いに乗れるんじゃないかなと。
◆おもしろきこともなき
そんなわけで、遠回りに遠回りを重ねつつ、長編攻略に挑んでいる次第です。
他の方が長編をどういう風に書いてるかはわかりませんが、わたしはやっぱりあらゆる意味で短編向きのタイプだと思うので、こういう迂遠な方法を取らざるを得ないんですよね。
筆が遅いうえに飽きっぽいので、いきなり冒頭から書きはじめて短期間で完成を目指しますっていうのは、まあ続かないんですよ。
合目的的な努力も苦手ですし。
たぶん、ここはわたしが変わってるとこで、読者の評価とか書籍化とかそういう目標はないですし、かといって自由に書くのが楽しいからやってますということでもないんですよね。
これといった目標がないのに理想が高くて、そこに届いてないと書く意味がないと思ってしまうタイプなので。
だから、すぐ飽きちゃうんですけど。
なので、スモールステップというか、過程の段階で一段落するような作業の仕方を考えていこうと。
作品を完成させようとか、小説を書こうとは思わないようにしてます。すると続かないので。
遊びの感覚でできることを積み重ねて、最後の最後、書こうと思ったときスムーズに進むようにしたいなと。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます