この連載の狙いのようなもの
◆初手謝罪
日記のようなもの、と言ったな。あれは嘘だ。
すみません。2回目にして、いきなり更新の間隔が空いてしまいました。仕事がデスマーチしてたとか、交通事故で入院してたとか、それらしい事情があればよかったんですが、まったくもってそうではなく、単純に書けなかったんです。
字書きが言うことじゃないですが、長文書くの苦手なんですよ。作文とか読書感想文が宿題に出る度、頭を抱えてたタイプです。論文? レポート? なんですか、それは。義務教育で習わないことはわかりませんね。
◆本題
それはともかく、今回は「なんでいまこのタイミングで連載をはじめたのか」という話です。
そりゃ「どこよりも早いカクコン7体験記」というのが売りなので早い時点ではじめる必要はあったのですが、別にもうちょっと待っても「最速」の看板は揺るがなかったと思うんですよね。
体験記が観測されはじめるのって、早くても秋ごろじゃないですか。カクコンがだいたい12月スタートですから、当然ですよね。もしかしたら夏くらいからやってた人も過去にはいるかもしれませんが、これ書いてる時点でまだ5月ですからね。
調べてないですが、たぶん、まだ公式も「カクコン7やります」なんてアナウンスはしてないと思うんですよ。こんな時期に「誰か次のカクコンの体験記はじめてないかな」って探す人もいないでしょうし、「なんでいま?」という話です。
その理由なんですが――実はあんまり考えてません。まあ、勢いですね。勢いで前回のエピソードを投稿してしまったんです。
ただ、「勢い」とは言っても、企画としての狙いがなくもないので、その辺もうちょっと詳しく語っていきます。
◆紆余曲折
実は、前回の文章って半年くらい前に書いたものなんですよ。
つまり、この連載はそのくらい前から構想があったわけですね。カクコン6開催中に考えてたんですよ。
「いや、それならカクコン6の体験記を書きな?」って話なんですが、肝心の作品が全然間に合わなかったので12月の段階で「これはまた来年だな」と見切りをつけて準備していたんです。
それならそれでもっと早く連載しろよ、という話なんですが、企画として煮詰まってなかったんですよね。前回の「序文」だけ書いて放置してたんです。
「おお、じゃあとうとうその構想が煮詰まって、満を持してスタートするんだな」と思われるかもしれませんが、これも違いまして、先のことは全く考えてません。本当に勢いではじめてしまったんですよ。
というのも、最近、全然文章が書けてないんですよ。
毎年、KACの後は燃え尽き症候群みたいになってしまうんですよね。去年はちょうどいまごろ同人誌企画に参加したので比較的早めに復活したんですけど、今年はまだそういう話もないので、そろそろ自主的に動いていかないとな、と。それで思い出したのが、この企画なわけですね。
「この企画をはじめればいいじゃん」と思ったわけです。序文は書けてますから、とりあえずそれを公開して退路を断てばおのずと何か書けるようになるのではないか、と。
いまの状態だと、ゼロから何かを生み出すっていうのはやっぱりしんどいんですよね。なので、そこは過去の自分が作った枠組みを利用していこうと。
小説ではないんですけど、ある程度まとまった長さの文章を書く習慣がつくのは悪いことじゃないかなと思います。Twitterもやってるんですけど、あっちは140字区切りですしね。その分、脈絡を素っ飛ばせて楽なんですけど、やっぱり執筆に直結しないので。
◆意気込み
そんなわけで、この連載はいつぞやのエッセイ連載よろしく「リハビリ」を主な目的としています。
前回は書き溜め分だったので、今回からが本格的な「リハビリ」のはじまりになります。やっぱり楽ではないですけど、とりあえず久しぶりにこうして長文が書けはしたので最初のハードルは飛び越えられたかなと。
ただ、ここまではそれこそ序文みたいなものですからね。次回以降、何を書くべきか悩ましいところです。
極力、マメに更新していきたいのですが、あんまりハードルを上げ過ぎても続かないので、程々に力を抜いて書いていければなと。
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