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2021年3月9日 14:46
それまでの江戸時代では存在するものを守ることが主体だったのでしょうね。 明治も10数年経つと、「こうすればもっと良くなる」という色々な改革が花を開き始め、軋轢とせめぎ合いをしながら、日本全体が変わろうとしている姿を、描かれる清十郎さんの筆力が素晴らしい。
作者からの返信
ありがとうございます。そんなに実体以上のお褒めを頂いて恐縮です。公共事業の観念が官民双方に乏しく、昔ながらの夫役でなんとかしようと思う官側と、夫役を必然と受入れつつもなんとか少しでも逃れようとする民側、その民にも官にすりより少しでも利を探る者と、木訥に請願を重ねる者と、様相は様々です。まさに時代の変わり目の改革・変革の中で、新旧の間や階層階級の間での軋轢とせめぎ合いが繰り広げられます。そんな状況から、峰一郎には世の中の複雑さと理不尽さ不条理さを学びとってもらい、その中から、自分なりの夢と理想をつかみとってほしいと、私も思っています。
それまでの江戸時代では存在するものを守ることが主体だったのでしょうね。
明治も10数年経つと、「こうすればもっと良くなる」という色々な改革が花を開き始め、軋轢とせめぎ合いをしながら、日本全体が変わろうとしている姿を、描かれる清十郎さんの筆力が素晴らしい。
作者からの返信
ありがとうございます。そんなに実体以上のお褒めを頂いて恐縮です。
公共事業の観念が官民双方に乏しく、昔ながらの夫役でなんとかしようと思う官側と、夫役を必然と受入れつつもなんとか少しでも逃れようとする民側、その民にも官にすりより少しでも利を探る者と、木訥に請願を重ねる者と、様相は様々です。
まさに時代の変わり目の改革・変革の中で、新旧の間や階層階級の間での軋轢とせめぎ合いが繰り広げられます。
そんな状況から、峰一郎には世の中の複雑さと理不尽さ不条理さを学びとってもらい、その中から、自分なりの夢と理想をつかみとってほしいと、私も思っています。