調査2


A:「今回は単発に重きを置くためにおとぎ話を選択してみた」


B:「確かに続く必要がないですね」


A:「個人的には前回よりは読みやすくなっていると思うが、どう思う」


B:「そうですね。確かにお話の流れとしても勢いで誤魔化しただけの前回よりはマシかもしれません。ですが、疑問点が」


A:「続けてくれ」


B:「サプライズニンジャ理論というわりには、ニンジャの登場の仕方がいきなりとは異なっていませんでしたか」


A:「む」


B:「さも当然に登場することで生まれる驚きを否定しませんので、これも確かにサプライズニンジャ理論かもしれませんが、ズレている感は否めないかと」


A:「サプライズニンジャ理論はニンジャが出てきた時点で話が崩壊、終わりに向かう性質上仲間として出すにはああするしかなかったんだ」


B:「敵として出しておけば良かったのでは?」


A:「もしくは、第三勢力だな。戦う桃太郎と鬼どもをまとめて倒す」


B:「そうですね。その流れのほうがサプライズニンジャ理論として分かり易いかと思います」


A:「だが、さも当然に仲間として行動しているニンジャが絵本の絵で描かれているところを見てみたくはないか」


B:「否定はしません」


A:「だが、その意見は最もだな。次はもう少し登場の勢いを追求してみようではないか」


B:「研究ですね」


A:「次の話は……、これだ!!」

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サプライズニンジャ理論における実証実験 @chauchau

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