第3話十字路での奇怪実験(証言者・早瀬聡子)
私は
これは去年の夏休みの話。
私の友達に
新美ちゃんは
「ではこれより、十字路の噂を検証する実験を行います。」
新美ちゃんとクラブメンバー全員は自転車で集合したの。
実験はそれぞれ自転車を一人ずつ全力でこいで、果たしてその自転車の運転手は異次元空間に飛ばされるのかを検証するものよ。
私は正直怖かった、異次元空間に飛ばされたら怖い目に遭うわ。
順番は私が一番最初だった、祈りながら自転車を全力でこいだ。
私は十字路を無事に通り過ぎた。
その後の四人も、十字路を無事に通り過ぎた。
そして最後は新美ちゃん、新美ちゃんは全力で立ちこぎしながら、十字路に向かった。
そして十字路に入る直前、新美ちゃんから見て左側から車がやってきたの!
「危ない!!」
私は叫んだ。
「ガシャーン!!」
新美ちゃんの自転車と車が衝突した。
でも・・・、新美ちゃんの姿がそこから消えていたの・・・。
新美ちゃんはその日帰ってこなかった・・・。
異次元空間に飛ばされちゃったんだ!!
そう思った私達五人は、恐怖で震えた。
それから三日後、新美ちゃんが見つかったとお母さんから知らされた。
私は新美ちゃんの家に行った、でも新美ちゃんのお母さんから「今は会えない」と言われたの。
私が理由をきくと、新美ちゃんのお母さんはこんなことを言った。
「
私はその時を思い浮かべて、全身がぶるぶる震えた・・・。
そして新美ちゃんは学校を休んで、十月になってから学校に来たわ。
でも
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