第6話 流行には乗らなきゃダメ❔

「はーい、皆さん。こんばんはぁ」


「こんばんは」


「ゲッ!今日もやるの? 」


「そのようですね」


「なんかダルイ」


「仕方ないですよ」


「まぁ、そうだけどぉ」


「チャチャッとやって終わらせましょう」


「なに? 今日のアンタ、妙にやる気あるじゃない」


「始まったからには、やるしか無いでしょう」


「ま、そう言う事ね。了解」


「それで今日のタイトルですけど・・流行? 」


「そう。今日は鬼〇の刃について語っちゃうのよ」


「な!なんですとぉぉぉ」


「声が裏返ってるわよ」


「そんな事して大丈夫なんですか? 著作権とか? 」


「んー、大丈夫だと思うわよ。あ、大事なこと言い忘れてた」


「間違っても、変な事は言わないで下さいね」


「〇滅の刃ファンの方は読まない方が良いかも。その辺は自己責任でお願いします」


「また、そんな挑発的な事を。まさかとは思いますけど批判とかしないで下さいよ」


「大丈夫よ。アタシは観てないから」


「は? 」


「観てないものを批判なんて出来る訳ないじゃ無い」


「えっと、ホントに全く観てないんですか? 」


「そう。マンガもTVアニメも劇場版も」


「なんで、ですか? 」


「なんでと言われても。観たいと思わないから」


「はぁ」


「誤解して欲しく無いのは、あの作品がダメとかそう言う事じゃないの。アタシの周りの人は皆、良い作品だ!って言ってるし。アタシの姉なんて缶コーヒーにプリントされてるキャラを全員集めるって息巻いてるわ」


「・・かなりハマってますね」


「姉、曰くね。」


「はい」


「今のご時世の沈滞ムードを吹き飛ばしてくれるんだって。キャラ達の内面描写も良く出来てるしストーリーも破綻してない。作画も良くて画面がキレイなんだって」


「良い事づくめじゃないですか」


「そうなのよ」


「なんで観なかったんですか? 」


「知らなかったのよ」


「は? 」


「マンガの連載もTVアニメも」


「あなたはアニメがお好きじゃ無かったんですか? 」


「何でもかんでも好きってワケじゃないわよ。萌え系とか異世界転生ものはダメなの」


「はぁ」


「アタシだってリアルが多忙だし。最近のアニメは殆ど観てないの。そしたら、劇場版が公開されてマスコミが騒ぎ出したでしょ。特にテレビが」


「そうですね」


「アタシはマスコミとかテレビが嫌いなの。偏向報道するから」


「うーん」


「今の中〇共〇党が何やってるか全く報道しないじゃ無い。ア〇リカ大統領選の不〇疑惑とか」


「ストーップ!それ以上は止めて下さい」


「わかってるわよ。今日は真面目にやるんだから。それで大手メディアが大騒ぎしてるでしょ。そしたら、なんか観たいっていう気持ちになれなくなっちゃったの」


「複雑なんですね」


「そうなのよ。観れば面白いって頭では判ってるんだけど。何かねぇ」


「・・それは判るような気もします」


「流行って大抵は大手メディアが作り出したものでしょ? 今だとネットとかはあるけど。興業収入1位なんて大手メディアが絡まなきゃムリだと思うの」


「ちょっと、私には何とも言えません」


「ま、今回はアタシの個人的な価値観だから気にしないで。これを読んで頂いている方もアタシの価値観なんかどうでも良いから、自分の気持ちを大切にしてね」


「そうですね」


「ここを管理されている方。これを不適切だと思われたら削除して下さい」


「宜しくお願い致します」


「最後に。これを読んで不快に思われた方にはお詫び申し上げます。ごめんなさい」


「誠に申し訳ありませんでした」






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