第8.5話 夜の電話

(恵今大丈夫か?ごめんな夜遅くに電話して)

(大丈夫だよ、私としては智也君の声が聞けて嬉しいし、それでどうしたの?)

(今日学校で友達と受験勉強の話ししてたら、恵も入れてみんなで勉強しよかて話しなったんだけど、どうかな?)



(私は別にいいけど、智也君の友達てみんな男の子?)

(いや男女1人ずつ、2人とも俺の幼馴染、

ちなみに2人とも俺たちが、どういう経緯で付き合ったか話してあるから......、あっ!ごめん勝手に話したらマズかったよな?)



(別にいいよ、というより私も友達の1人に話してあるから、逆に私の方こそ確認せずに話しちゃってごめんね。

男女1人ずつだね、それなら変に気を使うことはないかな)

(あぁそれなら心配ないから大丈夫、2人とも少しマイペースなとこはあるけど、良いやつらだから)

(わかった、どこで勉強するの?)



(俺の家でしようかて話しになってる)

(智也君の家⁉︎)

(どうした?何かマズいことでもあったか?)

(い、いや違うの!智也君の家初めてだから、少し驚いただけだから!)

(確かに初めてだと、緊張して勉強に集中できないかもな、別の場所に変更しようか?)

(大丈夫!智也君の家がいい!)

(わ、わかった、なら詳しい日取りだけどーーー)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る