「ここだ」

ジョウガサキが繁華街の雑居ビルを

見ていった。

「ここの4階だぜ」

ジョウガサキがアゴをしゃくった。

ジョウガサキ、紗凪.、クラシマ、

エレベーターにノル。

エレベーターをおりると、そこは迷路

のような場所だった。

「えーと、田村貿易に、ナリタ、ウチヤマ産業

にまつやま商事。おかしいな。アキノハナ恋愛

相談所なんて看板どこにも見当たらないぞ」

ジョウガサキが困ったような顔を

していった。

「偽名を使ってるんじゃないかしら」

紗凪がそういったとき、突然、3人が

消滅した。

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