第21話

「ダメ。何度メール✉️📧しても」

教室で紗凪がクビを左右にふつた。

「同じ返事が返ってくるだけなの」

「やっぱりカネか」

ジョウガサキも納得したように

何度かうなずいた。

「それとも」

クラシマがようやくクチを

開いた。

「あっ、いたの」

紗凪、ジョウガサキ、揃って

クラシマを指差す🫵🫵🫵。

「インチキなんだよ、きっと、それ」

クラシマが力なくいった。

「そんなことないと思うけどな」

紗凪がそういうと、

「オレも」

と、ジョウガサキが続いた。


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