第14話

「アキハナヨシオ」

紗凪が敏感に反応した。

「そう。知ってるか」

ジョウガサキが探りを入れる。

「知ってるもなにも、わたしアキハナヨシオ

ファンクラブの第一号会員よ」

クラシマ、ジョウガサキの冷たい視線。

「なっ、なによ。いいじゃない、ファンクラブ♣️♣️に入ったって」

「💕コイツがいうには、アキハナヨシオと

アキノハナ恋愛相談所にはなにか関係が

あるんじゃないかって」

クラシマがジョウガサキの襟もとを

つかんで紗凪にいった。

「どうしてそう思うの」

紗凪がたずねると、

「ナーンとなく」

とジョウガサキがこたえた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る