第六話 起きて、起きて
「起きて、起きて」
と言い、誰かが揺すってくれる
ん?
ボーっとしているけど、体を起こし、目をこする
「おはよう?」
目の前には、風斗がいる気がした
「風斗?」
「そうだよ
僕、風斗
まぁ、そういう事は、どうでもいい
周りを見てみて」
私は、風斗に言われ、周りを見てみる
今、私達がいるのは、普通の部屋だ
だけど、その部屋の色が紫色で不気味
「亜空の服装、可愛い」
いきなり、風斗に言われる
「えっ?」
不思議に思い、自分の服装を見る
私の服装は、魔法使いで色は、ピンク色で怖いイメージが無く、プリキュアみたいだった
私の服装が変わっているなら、風斗の服装も変わっているのでは、と思い風斗を見る
そしたら、風斗の顔が赤くなった
「そんなにジロジロ見ないで」
と言われ、私の顔も赤くなる
「風斗もカッコいいよ」
と私が言う
そしたら、なぜか変な空気になり、恥ずかしくなる
風斗の服装は、剣士で剣と盾を持っていて、水色に光輝いていた
なぜ水色なのかは、分からないけど
「ふふふ
やっと、起きたー!」
どこからか声がした
「誰なの!」
私は、その誰かに向かって大きな声を出した
「私の名前?
私の名前は・・・」
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