第三話 ペアの相手、どうします?
「この部屋から、あそこの部屋までがあなた達の住む場所です」
麗華さんが手を使って私達に部屋がどこからどこまでどこに住むのか、教えてくれた
「ドアの上の方に数字が書かれていますね
その数字を覚えておいて下さい
では私は、これから仕事を片付けたいから私は、一回帰らせてもらいます
では、楽しんで下さい」
と言い、にっこり笑う
優しく、私達を包み込んでくれる感じがした
麗華さんは、そのまま帰って行った
「さて、ペアの相手、どうします?」
あっ
「どうしようか?」
朱音ちゃんが言う
「確かに誰と組みたいですか?」
悠一君が言う
「はーい、はーい!
苺は、男子と組みたい!」
えっ⁉︎
「何言ってるの?
苺!
男子と三年以上一緒にいるんだよ!」
とまなみちゃんが言う
「そうだよ?
三年以上っていうことは、恋も実るかもでしょ?
こんなチャンスは、一生来ないよ
苺は、ただこのチャンスを逃したくないだけだよ」
言われてみれば男子と同居なんて珍しい
確かにこんなチャンスは、もう無いかもしれない
やってみる価値はある
「わ、私も組みたい、男子と」
それを言ったのは、委員長の日奈子ちゃんだった
「ぼくもです」
悠一君がい言う
「まぁー、委員長が言うんだからいいんじゃね」
奏也君が言う
「決定って言う人ー」
すっ
クラスのみんなが手を挙げる
「決定ー!」
「くじで女子が部屋の番号を引くので引いた部屋に女子が行き、そこに気になる女子がいるって言う男子が行きますそれでいいですね?」
「うん」
「よし、くじを引きます
いっせーのせーで」
日奈子ちゃんがくじを作ってくれたのを女子がいっせいにくじを引く
私が持っていたのは、62と書かれていたから、壁に62と書かれている部屋に入った
それから10分後、ドアが開かれた
そこには、風斗がいた
「よろしく」
と風斗が言う
「よろしくね」
私も風斗に返事をする
風斗は、嬉しくなったのか顔を赤くしてにっこり笑う
私も嬉しくなったのでにっこり笑う
私は、風斗の笑顔が好きだ
可愛いし時にはかっこよく見えるから
風斗は、本当にかっこいいよ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます