第6話 確認

「ステータス」


そうつぶやくと、

目の前にホログラムのようなものが出てきた


 _________________________

       

 【名前】 カイヤ

 【年齢】 18

 【種族】 人族(亜種)

 【Lv】  18                                           

 【HP】 200/200

 【MP】 530/530

  +【能力値】

  +【スキル】       

 【称号】亜種 進化の系譜 転移者 魔王 教祖 運命の覇者

 _________________________



中に浮かぶホログラムに触れれることに

不思議に思いながらも内容を見てみる


えらく簡素だな・・・


まあ、とにかく見てみよう


名前は赤晶 開夜だったのがカイヤに


年齢はそのまま


人族なのはわかったが亜種ってなんだ?

考えてもわからないし・・・次だ


えっと、レベルが18、

もうそんなに上がっていたのか


洞窟まで来る途中スライムしか出なかったが

20体ほど蹴り殺していたカイヤは

こんなに上がりやすいものなのかと

疑問に思いながらも次の項目を見る


HP,MPは、まあ想像どおりだろう


何も表示されていない【能力値】、【スキル】を

飛ばして称号を見た


こっちにも亜種がついてるし・・・

進化の系譜ってのはわからないが

転移者てのは分かる、

そのまんま転移してきたからだろう

運命の覇者これは憶測でしかないがたぶん

これのおかげで運がよかったのだろう

・・・知らんが


問題はその次だ


魔王と教祖・・・不穏だ


いつの間に宗教開いたんだろう


まあいいや、かっこいいし

困ったときに考えよう


見るものがなくなって適当にポチポチ

押しているといくつかの項目の詳細が

見れることが分かった



見れたものは以下の通りだ




【名前】

ステータス所有者の事を指す

名前が付くと記録の神によって固定される

また、状態が【平常】以外になると、

その時の状態が【】で囲われ

名前の横に表示される


【年齢】


生まれてから何年たったかが表示される


【種族】


種族が表示される

また称号【亜種】を持っていると(亜種)

【唯一】を持つと(唯一)が

種族の横に表示される


【Lv】


どのくらい成長したのかが数値で表示される

種族ごとに上限が決まっている


【HP】


生命力が数値で表示される

分母が最大HP

分子が現在のHPである

時間経過で回復する


【MP】


体内魔力量が数値で表示される

分母が最大MP

分子が現在のMPである

時間経過で空気中にある魔力を吸収し

回復する


【スキル】


技能や才能を文字としてあらわしたもの

スキルを待つか持たないかで同じ行動を

した時の効率や精度に雲泥の差が出る

殆どのスキルは後天的に手に入れることができる

Lvと表記のあるスキルは数値の大きさで

そのスキルの熟練度が決まる

レベルは最大10まで

スキルによっては進化や派生をし

新たなスキルを獲得することができる


【称号】


偉業や複数のスキル習得など

一定の条件を達成すると与えられる

称号の中には持っているだけで

スキルのような働きをするものもある






よ、よし、大体わかった


ゲームの説明書、チュートリアルは

スキップする派のカイヤは

重要そうなことが書いてある説明が

大体わかったらしい




他にも何かないかとステータスを見ていると

”+”の記号が気になったので

押してみると


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る