冒頭に置かれた悩み。『彼』の存在が『私』を苦しめます。それはとても小さいなどとは思えない悩みなのですが、『彼』にとっては小さいのかも知れません。そして途中からその悩みは、他人事ではないと思い知らされます。読み終わってからタイトルを改めて見返して「秀逸なタイトルだ」と思いました。