あくまでも一端です。
皆が皆、“虎田先輩”のような人だと言うつもりはありません。
しかしもしも、他人に自粛を破らせてまで飲み会などの自分のしたい事を強行する方が知り合いに居るのなら、本作品の事を思い出すと良いかも知れません。
普通の方は、同じ自粛出来ないにしても、「ストレスが溜まっているから仕方がない」と言い訳に後ろめたさが滲んでいるものです。
虎田先輩のような方には、それすらありません。
彼等の具体的な精神構造に関しては、同じ著者様の「自己愛性ブラック~その原因とメカニズム~」
も併せて読むと良いでしょう。
(と言うよりある程度そっちを読まないと、本作でピンと来ない部分もあるかも知れません)
このコロナ禍、少しでも多くの方に「虎田先輩が何者か」が認知される事を切に願います。