第9話 初のデートは思いつき
オレンジのとてもユニークなワンピースを着た女がまこのマンションの下に待機している黒の外車の周りを歩いている。
「誰よこんなところに車置いてるのん違法駐車と・・・・いい車やん・・せ・たがや・・世田谷っ」
まこ「あっおはようございます。梶さん」
「お・・これあんたの❓」
「いや・・」
「僕のだけど❓」
梶さんはたくを見た。
「・・・かっこいいやん」
「え」
「早く乗って。」
「はい・・・」
たくは車に乗った。
「・・・でもどっかで見たことある顔やな・・」
大屋さんはミラー越しでたくの顔をまじまじを見る。
「アー梶さんっ今日駅前のスーパー半額セールです」
「ほんまかいな」
「はいチラシが昨日入ってた気がして・・」
「それは見に行かなやわ・・てかあんたまたゴミ出しのひ・・」
まこは急いで車に乗った。
エンジンがかかり車が動いた。
「ごめんなさい次から〜」
「おいあんた〜」
車はわたしの知っているまちに背を向けて進んでいく。
で
・
・
・
横には・・石崎拓。
みんなんがはまる理由が今ならわかるよ。
運転席でハンドルを握る腕。
あっ袖まくったー スジ筋スージー
下唇噛んでる。
やばい・・これ以上見たらバチが当たるぞ・・だめだわたし。
ぴぴぴ
その瞬間たくの頭がまこの肩越しにきた。
まこが振り向くとすぐ横には後ろを見ているたくの顔が
「ここでご飯食べようと思って・・今駐車するから」
「はい」
いい匂い
「・・・」
「・・ん❓」
たくは顔を逸らし
「似合ってるじゃんそのリップ」
「リリリップ❓・・あ。。ありがとうございますっ」
ちかい・・・
「はい、ご飯食べよっか」
「・・はいっ」
店内に入ると、今前見た事がない照明と、テーブルを挟むお客さんはブランド品を身に纏っている。
「いらっしゃいませ」
「予約してた・・」
「はい・・梶です」
「梶って大屋さんの名前・・いつ予約したんだ・・」
あっあの時
わたしが梶さんと話している短時間で❓
「ほら行くよ」
手握られてる❓
待って
いちいち突っ込んでたら埒明かねえわ〜い〜
僕だけのための歌 リリっ子 @pipi2021
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。僕だけのための歌の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます